平成の31年間は日本車がチャレンジを繰り返していた時代。クロカン(SUV)ブーム、ミニバンブームを生み出し、また、現在のクロスオーバーブームを先駆けてもいた。ハイブリッドや燃料電池車が生まれたのもこの時代だ。
本企画では、そんな新ジャンルに挑戦したクルマたちを振り返る。
※本稿は2021年1月のものです
文/ベストカー編集部 写真/ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2021年2月26日号
【画像ギャラリー】RAV4 オデッセイ プリウス フォレスター… 平成に生まれ平成を切り開いた新ジャンルカーたちをギャラリーでチェック!!!
■歴史的スタイリッシュミニバン トヨタ 初代エスティマ(1990年)
未来的デザインと独創的なメカニズムで1BOXカーに革命を起こした。5ナンバーサイズのルシーダ/エミーナも大ヒットした。
■ワゴンクロスオーバーを創出 スバル レガシィグランドワゴン(1995年)
レガシィの車高を上げたクロスオーバーワゴン。水平対向4気筒、2.5Lを搭載した。1996年のマイナーチェンジで「ランカスター」に車名を変更。
■カジュアルSUV市場を開拓 トヨタ 初代RAV4(1994年)
ハードなクロカンが人気の時代に現れたカジュアルSUV。クロスオーバーブームの先駆車。
■乗用車ライクなミニバンでヒット ホンダ 初代オデッセイ(1994年)
当時は珍しかった乗用車ライクなミニバンとして大ヒット。生産施設の関係で、車高の高いクルマを作れなかったことが逆に幸いしたのは有名。1997年にはV6、3Lのプレステージも追加。
■世界の自動車史に残る発明品 トヨタ 初代プリウス(1997年)
量産車初のハイブリッドという、クルマ史上最大の発明品。「燃費2倍」のインパクトは強烈だった!
■高級SUVの新たな世界を拓く トヨタ 初代ハリアー(1997年)
カムリをベースに開発された高級SUV。海外ではレクサスRXとして販売されていた。直4、2.2LとV6、3Lを搭載した。
コメント
コメントの使い方