アルファードが「無理…」という人に薦めたい上級ミニバン5選

アルファードが「無理…」という人に薦めたい上級ミニバン5選

 飛ぶ鳥を落とす勢いで売れている、トヨタアルファード。2021年1月の登録車ランキングでは、1位ヤリス(18,516台)、2位ルーミー(10,939台)に続いて3位(10,011台)を達成。

 新型車でもない高額ミニバンが、これほど上位にランクインするとは驚きだ。街のいたるところで、アルファードを見かけるし、もはや「上級ミニバン≒アルファード」といっても言い過ぎではない(!?)くらいだ。

 しかし、なかには「アルファードのオラついた雰囲気は無理」というかたや、「人とは違うミニバンがいい」というかたもおられるであろう。そこで今回は、「アルファードはちょっと避けたい」という方にお勧めしたい上級ミニバンを5台、ご紹介しよう。

このオラついた顔は、好き嫌いが大きく分かれるところ また「人と違うものがいい」というかたもおられるであろう
このオラついた顔は、好き嫌いが大きく分かれるところ また「人と違うものがいい」というかたもおられるであろう

文:吉川賢一
写真:NISSAN、メルセデスベンツ、VW、BMW、シトロエン、トヨタ

【画像ギャラリー】上級ミニバンが欲しいけど、アルファードは嫌!! という方におすすめなモデルをギャラリーでチェック!!


日産 エルグランド

 かつては、国産上級ミニバンの雄であった日産エルグランド。3代目となる現行モデルが登場したのは2010年5月なので、既に10年目を越えたモデルではあるが、2020年10月のマイナーチェンジでフロントマスクを一新し、今どきの精悍な顔つきへと生まれ変わっている。

元祖上級ミニバンのエルグランド あまり見かけないだけに新鮮に感じる いつかアルファードに逆襲してほしい
元祖上級ミニバンのエルグランド あまり見かけないだけに新鮮に感じる いつかアルファードに逆襲してほしい

 インテリアも、10インチの大型ナビディスプレイや、フロントシートの模様をキルティングパターンへ変更、後席にもシートバック中折れ機能を備えたキャプテンシートを採用し、360度セーフティアシストを標準装備するなど、今どきの仕様へとアップデートされており、ベースの古さは感じられない。

 全高が低くぐっと踏ん張ったようなワイド&ロースタイルで、3.5リッターV6エンジンもしくは、2.5リッターの直4エンジンを選択可能。2021年1月の販売台数は410台と、アルファードの5%ほどしかない販売台数だが、逆に、レアキャラであることも、エルグランドの魅力のひとつだ。

7人乗り仕様のシートレイアウト 2列目は快適機能を満載したキャプテンシートを採用  なお3席で同時に使用できるオットマンがある
7人乗り仕様のシートレイアウト 2列目は快適機能を満載したキャプテンシートを採用  なお3席で同時に使用できるオットマンがある
10インチの大型ナビディスプレイは、インテリジェントアラウンドビューモニター(移動物 検知機能付)の画面が映る
10インチの大型ナビディスプレイは、インテリジェントアラウンドビューモニター(移動物 検知機能付)の画面が映る

日産 エルグランド350 Highway STAR Premium Urban CHROME 2WD
ボディサイズ4965×1850×1815mm
ホイールベース3025mm
最小回転半径5.7m
乗車定員7名
排気量3498cc、V型6気筒ガソリンエンジン
最高出力206[280]/6400(kW[PS]/rpm)
最大トルク344[35.1]/4400(N・m[kgf・m]/rpm)
エクストロニックCVT-M6
WLTCモード11.4km/L
販売価格526万3500円

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