この姿のまま、レースにも参戦!!
実は、このアキュラTLXタイプSは2021年6月、モータースポーツデビューを果たしている。毎年開催されているパイクスピーク・ヒルクライムレースにおいて、エキシビションクラスで3位入賞、台数の多いオープンクラスを9位でフィニッシュした。
新モデルを登場させるタイミングで、このような話題づくりにしっかり取り組むアキュラの戦略は、日本でもぜひ取り入れてほしいと思う。「レースに出た箱車」という肩書きは、現地のレースファンを熱くしているはず。
こんな巨体のセダンであっても、ファンを楽しませるような、レースに挑戦する、というチャレンジ文化は、まさにホンダスピリッツだ。こうした「遊び心」があるのは、非常に羨ましく、ぜひ日本市場でも、見せてほしい。
ホンダスポーツに光明が差した「インテグラ復活」
NSXの生産終了、そしてS660も生産終了と、続々とスポーツモデルの終了を発表した、ホンダ。この状況を寂しく思っていたそんな折、アキュラがかつてのスポーツモデル「インテグラ」を2022年にも復活させる、というニュースが飛びこんできた。
詳細についてはまだ不明だが、スポーツモデルをあきらめるわけではない、と思わせるニュースに歓喜したのは、筆者だけではないだろう。
このインテグラもTLXタイプSも、アキュラブランドなので、日本でその姿をみることは難しい。ぜひ日本でも、このTLXタイプSのような、面白い「ホンダスピリッツ」が込められた一台を見せてほしい、と思う。
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