フィッシングメディア関係者が「マジ、これはいい!!」と実感! 本当にお薦めの「釣り車」 とは?

船で海に出るなら大容量のハイエースかミニバン

 船で海に出る海釣りの場合も、船が出る港までの道のりは一般道がメインのため、悪路走破性よりも、運転のしやすさや快適性を優先したほうがいい。

 一方、出船前や、帰港後の時間が早朝や夜になってしまうことが多く、仮眠をとることもままあることから、車内空間の快適性は非常に重要となる。

 加えて、魚自体も他の釣りに比べ大物になりやすく、それに比例して必要な道具も大型になるうえ、出船時間が早朝のため足りない道具を買いに行くこともできないので、万一に備えて多めに道具を積載する必要が生じる。そのため、より高い積載力が求められる。

■海釣り(船釣り)には「トヨタ ハイエース」が一押し

フィッシングメディア関係者が「マジ、これはいい!!」と実感! 本当にお薦めの「釣り車」 とは?
ハイエースの人気の理由はとにかく物をたくさん積み込めること。人気車種だけに純正オプションだけでなくサードパーティ製のパーツも多く、好みに応じて内装をカスタムする人も多い

 船釣りを嗜む人に一番人気なのは、収納力と快適性のどちらも犠牲にせず両立できるハイエース。船釣りは道具も大きいうえに量もかさばるが、ハイエースなら必要な道具が積めないなどという事態はまず起きないからだ。

 複数人が同乗し、それぞれの荷物を載せても荷室には余裕があるため、大人数で釣りに出かけることが多いという人でも、居住性に不満を感じることはない。

 ハイエースは、車中泊用のベッドなども用意されているなど、釣り人には嬉しい純正オプションも用意されているが、純正以外にもさまざまなパーツがサードパーティから発売されており、自分好みにカスタマイズできる点もお薦めしたい理由だ。

釣りから帰ったらこれだけはやっておくべきチェック&メンテナンス

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釣りに使った道具は水分や汚れが付着しているので積みっぱなしはNG。道具も傷むし、クルマにも臭いが移ってしまう。疲れていても荷物だけは下ろすのを忘れずに!

■釣りの荷物はすべて下ろす
 釣った魚、エサなどの腐るものはもちろん、竿などの道具も水分や汚れが付着している場合が多いため、釣りで使用したものは帰宅したらすぐにクルマから下ろし、水洗いしたうえで乾燥させよう。特に、撒き餌などの臭いが強いものを車内に放置すると車内に臭いがつき、とれなくなってしまう可能性がある。

■念入りな洗車と清掃をしよう
 悪路を走行した後の泥汚れは見栄えが悪いだけではなく、放置すると乾燥して頑固な汚れとなり、ボディに傷が付いたり、サビが進行する一因になってしまう。特に海の近くにクルマを停めていた場合は、潮風や海水に含まれる塩分が車体の金属部を急速に劣化させてしまうため、釣りから帰ったら、できるだけ早く洗車をすることが必要だ。

 さらに釣り場は、砂浜やぬかるみが多かったり、時にはエサが落ちていたりと、足元の条件が悪いことが多く、フロアマットは非常に汚れやすい。また、エサなど釣り道具の汚れが荷室に付いてしまうため、外側だけでなく、車内の清掃も通常よりも念入りに行うことが必要だ。

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