■デカさ、強さに憧れる!! 巨獣度ランキング 現行巨獣図鑑
常識を超越したデカさを誇る巨獣は、存在が無駄、エコじゃない、扱いにくいなどネガなイメージのオンパレードだと思う。
しかし、子どもは建機、バス、トラックなどが好きだ。理由は簡単で、デカくて強そうだから。人間のDNAにはデカいものに憧れる習性が刷り込まれているのだ!
クルマは凹凸があり完全な立方体ではないが、ここでは現行モデルを対象に、全長×全幅×全高によって算出された値の上4桁を巨獣度ポイントとしてランキング付けしていく。例えば、全長3395mm、全幅1475mm、全高1725mmのジムニーの巨獣度は0864(864)pt.となる。
ここで登場する現役巨獣たち、ぜひ讃えてほしい!
【画像ギャラリー】Gクラスが10位!!? 上位にはどんなモデルたちがひしめくのか!?? ギャラリーでチェック!(25枚)画像ギャラリー■全長、全幅、全高別 現行モデルベスト5
6mに限りなく近い全長5990mmのファントムはまさに孤高の存在。全幅ではランク外のアヴェンタドール、BMW X6M、ベンツGLEクーペといったクルマが顔を出す。それにしても全幅2m超えは驚異的だ。全高はやはりミニバンが強し!
【番外コラム】全長5.6m! 日本に現われた最新の巨獣 ジープグラディエーター試乗
長い! 目立つ! 周囲のみんなが目で追っているのをヒシヒシと感じる。とにかく見た目のインパクトは満点だ。
表面を保護するスプレーベッドライナーが施された荷台には、濡れたままのサーフボードや汚れたアウトドア用品をそのまま積んでもぜんぜん問題なし。ラングラーよりも後席のニースペースが大幅に拡大していて、座面下に収納スペースがある点も異なる。
全長が5.6mでホイールベースも3.5m近くあるので、運転するといかにも長いものを操っている感覚があるが、意外とすぐに慣れて内輪差も気にならなくなる。動きはゆったりとしていて、ラングラーよりも縦揺れがいくぶん少なく、乗り心地もマイルドで、高速巡行でも安定。
走りは洗練されているわけではないが、それもこのクルマのキャラのうち。ゴツいマッド&テレインタイヤもよく似合っている。舗装路では音が大きくてグリップ感も薄いものの、FOX社製ダンパーの組み合わせはオフロードで本領を発揮。粘り腰のグリップでかなりの難所もなんのそのだ。
「フリーダムトップ」を取り外して高い目線のまま開放感のあるドライブを楽しむこともできる。とにかく見ても乗ってもハイな気分になれるクルマ。これで920万円ならなかなかお買い得だ。
(TEXT/岡本幸一郎)
【画像ギャラリー】Gクラスが10位!!? 上位にはどんなモデルたちがひしめくのか!?? ギャラリーでチェック!(25枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方メガクル-ザ-トヨタ自動車の田原テストコ-スで試乗する機会があり乗せて頂いた
というのも運転はできなかったが助手席に。印象は車内騒音がものすごく、会話なんてできるもんじゃなかった。只、走行性能は小さい木なんか草の様に押し倒し、ランクルでは出来ないほどの迫力満点の走りだった
ハマー比で圧倒的な軽さと燃費(航続距離)持っていつつ、踏破性や登板能力やダメージコントロールは比肩する優秀さなのが凄い。