4月19日から開催の上海モーターショーに出展された日産の新型パスファインダーコンセプトを見て驚いた! オラオラ顔でカッコいいじゃないか! いったいこのクルマはなんだ? 日本には売らないのか、迫ってみた。
文/ベストカーWeb編集部、写真/日産自動車
■ランクル300に最大のライバル出現!?
上海モーターショーに出展された日産車のなかで、最も注目を浴びたのは新型パスファインダーコンセプトではないだろうか。
このパスファインダーコンセプトは、2021年5月に発売された北米仕様の5代目とはデザインが異なり、中国仕様を念頭に置いてデザインされたコンセプトモデルとなる。
中国のモダンな美的感覚と日産らしさを融合させ、アクティブなお客さまのライフスタイルに合わせて開発。大自然の中でも、街中でもユーザーの最適なパートナーとなることを目指している。
海外市場のメインとなる北米市場の日産SUVラインナップを見ると、一番大きいのがアルマーダ(中東市場はパトロール)で、その下がパスファインダー、ムラーノ、ローグ(エクストレイル)、ローグスポーツ、キックスへと続く。
そもそもパスファインダーは日産の輸出専用SUVとして1986年に登場し、1995年にはテラノの名で発売され、大ヒットしたのは記憶に新しい。それ以降は日本では発売されることはなく、輸出専用モデルとなっている。
今回発表されたパスファインダーコンセプトを初めて見た時、セレナに似た迫力のあるオラオラ顔だから、やっと日産からランドクルーザー300のライバル車が出たのかと思ったのだが、クラスからいうと、ランドクルーザー300のライバルはアルマーダで、パスファインダーはその下となる。
今回のパスファインダーコンセプトのボディサイズやパワートレーンは一切発表されていないが、CピラーやDピラー、トランク回りデザインは北米仕様のパスファインダーと異なっているが、中国仕様向けに仕立て直した可能性が高い。
コメント
コメントの使い方ガソリン高騰の時代だから、日本で発売するなら個人的にはディーゼルを出してほしいですね。