ドン・キホーテの「偏愛めし」がマジうまそう!! 気合が入った弁当・総菜新ブランドの商品をひと足先に実食

ドン・キホーテの「偏愛めし」がマジうまそう!! 気合が入った弁当・総菜新ブランドの商品をひと足先に実食

 深夜まで営業していて、カー用品コーナーもあるなど何かと便利なドン・キホーテ。食品なども扱う同店が、総菜の新ブランド「偏愛めし」を立ち上げるという。その気になる中身について、ベストカーの姉妹メディア『おとなの週末』編集部が、ひと足先に第1弾の商品たちを全品実食してきた。

写真・取材/市村幸妙

■コンセプトは「みんなの75点より誰かの120点。」

 『ドン・キホーテ』は、誰かの好きにとことん振り切ったメニューを追求した“ドンキらしさ”がぎゅっと詰まった、弁当・総菜の新ブランド「偏愛めし」を発表。

 妥協なしの偏愛っぷりが炸裂したデリカを全国のドン・キホーテ系列店358店舗で2023年11月1日より販売開始。

 「ドン・キホーテが弁当や総菜を扱っていることすら知られていない」

 10月末に行われた発表会は、上席執行役員の森谷健史さんの悲しいひと言から始まった、弁当・総菜の新ブランド発表会。

 ドンキのこれまでのお弁当は、「安いけど普通」「どこかで見た商品」と、お客さんからの声は結構辛辣なものだったのだとか。

 わたくしライター・市村、お酒やPB商品など、ドン・キホーテのなかなかのヘビーユーザーという自覚はあるが、ドンキのお弁当類は手を出したことがないし、お総菜は売っていることを知らなかった。店舗によって、扱いの有無もあるのだろうけれども。

 コロナ禍を経て、今後もますます伸びると推測される中食市場。2012年と2021年を比較すると市場は116%の伸長ぶりなのだそう。

 そのニーズに応えるべくドン・キホーテが新たにリリースするのが「偏愛めし」。

 「着目したのは、顧客の実態とこれまでの商品開発とのギャップ。食へのこだわりが多様化していく中で万人受けを狙った無難な商品開発で失敗してきた。みんなが持っている何かしらの『好き』、お客様の心の奥底にある『超好き』、本能に突き刺さる商品を提供すべきである」と森谷さんは話す。

上席執行役員の森谷健史さんのプレゼン。コンセプトに込められた思いが伝わる
上席執行役員の森谷健史さんのプレゼン。コンセプトに込められた思いが伝わる

 「みんなの75点より、誰かの120点。」というコンセプトを掲げ、期待に応える弁当や総菜を作りたいと、開発工場から見直し。中食業界大手のカネ美食品との業務提携を結び、商品開発に本腰を入れられる体制を構築した。

 「好きな人は絶対に好き!」と開発者自身が確信を持てる偏愛メニューだけを届けることにこだわり、「白飯許さない!」、「脇役を主役に」、「酒しか勝たん」の3テーマで商品を展開する。

 発表会ではあるものの、「プレ偏愛めし会」として試食会を行い、集まったマスコミやインフルエンサーなどからアンケートを取るという、ちゃっかりしているところも素敵だ。

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