■農道のポルシェ!? ハイゼットトラック
最後はハイゼットトラック。最新モデルの軽トラって、こんなに楽しかったのかと感心したのがハイゼットトラック。スズキのキャリイ、スーパーキャリイ、ダイハツのハイゼットトラック、ハイゼットトラックジャンボがあるが、おススメしたいのはハイゼットトラック。
商用バンのアトレー、ハイゼットカーゴは2021年12月に約17年ぶりにフルモデルチェンジしたが、ハイゼットトラックはマイナーチェンジし、とても軽トラとは思えないまあまあ豪華なインテリアが気に入ったというところもある。
マイナーチェンジとはいえ、アトレー、ハイゼット同様、FR用のCVTやデフロック付きの電子制御式4WDやキーフリーシステムやプッシュエンジンスタート、電動格納式ミラーなど軽トラ初の装備やクラス初のスマートインナーミラー装着など、装備が豪華になったのが大きなポイント。
実際に走らせてみると痛快そのもの! NA3気筒の658㏄エンジンはたった46ps/6.1kgmしかないが、アクセルを吹かして回転数を合わせながら、そこそこカチッとした5MTをせわしくシフトチェンジしてかっ飛ばすと、軽いボディだから故の楽しさが味わえるのだ。ライトウエイトスポーツといっても過言ではないほどだ。
個人的には室内に余裕のあるジャンボエクストラを買って農道をかっ飛ばしたい、そんな衝動に駆られる軽トラである。
価格はスタンダードの2WD、5MT=96万8000円から、スタンダード農道スペシャル(4WD、5MT、112万7500円)、ハイルーフ(2WD、5MT、998万4500円)、エクストラ(2WD、5MT、113万3000円)、ジャンボスタンダード(2WD、5MT、109万4500円)、ジャンボエクストラ(2WD、5MT、139万7000円)と豊富に揃っているのが凄い(4WDも各グレード用意)。
安くて走りがめちゃ楽しいMT車はないかと聞かれれば、100万円以下で買える軽トラでしょと即答するほどおススメだ。
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コメント
コメントの使い方軽ならスズキ!ダイハツはやはり不正・品質低下・リコールの心配が。キャリイはハイゼットに比べれば古いですが、放置されているわけではなく小改良はあるし、そもそもフルモデルチェンジのタイミングが違いますし。スペーシアベースにMTはないですが、ソリオやエスクードのAGSもMT以上の楽しみがあると思います。
昨今の交通事故の情勢を高齢者の事故に照らし合わせると、運転の楽ないわゆるAT車の誤操作が大きな原因の一つだと思う。提案だが、一定年齢に至った場合、MT車限定という条件を設けたらどうか。いわゆる誤操作の場合、車を暴走させる確率は激減すると思うのだが。
CO2ビジネスが思惑どおりに行けばMTは無くなってしまいそうだな。
スポーツ走行のMTの楽しさはエンジンとシフトの良さに直接起因するので、並び立てる相手を間違っていると思います。
日常使いでのMT使用も別の楽しさがあって、昔のインプやカローラなど操ってて子気味のいい車はありました。比べるならそちらでしょう。
激しく同意。気持ちはよくわかります
だけど、ワゴンR以外の軽MTはスポーツと軽トラしか残っていない
個人的にはアルトにMTを残してほしかった!
と思うけど、原価低減でしょうね。やむなし
とはいえMT好きな人は小型車を買ったほうが楽しめるので、それでよいかと
軽よりヤリス、スイフト、デミオのMTのほうが楽しめると思いますよ!