■クラシカルなイタリア料理を駅舎の眺めと共に『ラ・テラッツァ サバティーニ』
ローマに本店を構え、日本では青山で1981年から続く『サバティーニ』が今度は八重洲にやってきた。
大きな窓の外に広がるのは東京駅の眺め。さらに外には広々としたテラス席も設置しており開放感も抜群だ。テーブルにはクロスが敷かれ、洗練されたサービスはまさに高級店の風情そのもの。
にも関わらず、コースはランチ2900円〜、ディナーも4900円〜のカジュアルな値段にうれしくなる。また軽めの気分ならば、アラカルトでローマスタイルの薄焼きピッツァとグラスワインで過ごすのもいいだろう。
料理は前菜からメイン、ドルチェまで伝統に軸足を置いており、「国産牛のロースト」に添えられたポルチーニソースの重厚な香りに、ティラミスの濃厚なコクに目を見張るはず。
大人が落ち着いて食事を楽しむにはもってこいの1軒だ。
[住所]東京都中央区八重洲2-2-1 東京ミッドタウン八重洲3階
[電話]03-6281-9651
[営業時間]11時〜15時半(14時ラストイン)、17時半〜23時(21時ラストイン)
[休日]施設の休館日に準ずる
[交通]東京駅地下直結(八重洲地下街経由)
■高級店にチェーン店もシーンで選べる幅広さ
東京駅・八重洲口の正面に、2023年にお目見えした「東京ミッドタウン八重洲」。ショップやオフィス、ホテル、バスターミナル、ビジネス交流の場など、様々な要素を兼ねた複合施設だ。もちろん本誌『おとなの週末』が注目したのが3階に丸ごと設けられたレストランエリア。
和洋中、計12店が軒を連ねており、そのラインナップがバラエティに富んでいる。ひとりあたり数万円という寿司や鉄板焼きといった高級店もあれば、チェーン系居酒屋まで入居していて、接待から日常の飲み会までこのフロアだけでまかなえてしまうのだ。
そんな中で本誌がおすすめしたいのがこの3軒。『もと TOKYO』(もと=酒へんに元)は立ち飲みと割烹を兼ね備えており、0次会から会食まで幅広く使えるし、『Aux delices de dodine』では骨太なビストロ料理を楽しめる。また『サバティーニ』は味はもちろん、東京駅の眺めも最高だ。
『おとなの週末』2024年1月号より
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