朝からラーメン? そんなに食べられないと思うかもしれませんが、静岡県藤枝市を中心にした志太榛原地域や、福島県喜多方市では“文化”として根付いています。もちろん、都内でも楽しめます。今回はBCの姉妹メディア『おとなの週末』が東京駅で大調査。仕事前、旅の出発前にぜひ。
撮影/西崎進也(玉)、取材/池田一郎
■選択肢は充分!好みで朝イチをGO
朝定、朝そば、朝マック……。今日1日を気分よくスタートするのにその選択は大切だ。で、ラーメン好きならもちろん“朝ラー”。なおかつその日の気分で自分好みの一杯から行けたらシアワセだよね。で、そんな我らにとって天国みたいな“朝ラー充実エリア”が東京駅だ。百聞は一食に如かず。早速毎朝通ってみることにしたのだ。
真っ先に向かったのは東京駅一番街地下1階にある「東京ラーメンストリート」。言わずと知れた個性豊かな名店8軒が揃うスポットだが、開店時間に違いはあれど内4軒が朝ラーを提供。
■朝ラーといえば朝から行列が絶えない『六厘舎』@東京ラーメンストリート
で、朝ラーといえばまずココ、朝から行列が絶えない『六厘舎』だが……おっとすでに行列だ。ここでは朝7時半から9時45分まで“朝つけめん” をやっている。
六厘舎といえば極太の麺と超濃厚スープ、なんだが、朝つけめんは朝専用の麺とスープでややライトらしい。「味玉朝つけめん」を実食。うむうむ、つけ汁は粘度は割とさらり、でもしっかり魚介ダシと旨みが溶け込んだ力強さはさすがで、もちっと弾力ある麺もいいぃぃぞ。
[住所]東京駅一番街地下1階
[電話]03-3286-0166
[営業時間]7時半~9時45分(9時半LO)、10時~23時(22時半LO)
[休日]施設に準ずる
[交通]東京駅八重洲地下中央口から徒歩1分
■少し前にリニューアルした『そらのいろ NIPPON』@東京ラーメンストリート
朝9時を待って突入したのは、少し前にリニューアルした『そらのいろ NIPPON』だ。麺・スープ・トッピングすべてに野菜が使われている「ベジソバ」。その進化系ともいえる新メニュー「キノコベジソバ」をいただく。
豆乳とマッシュルームのスープに全粒粉入りの麺。途中でマッシュルームオイルを少しずつ溶かしていくと……おぉ、キノコがあふれる、うまうまだ。
ちなみに八重洲地下街には「東京ラーメン横丁」があるわけで『がっとん』『元祖油堂』の2軒が朝ラーを提供。九州ラーメンとトッピングが楽しめる油そば、こちらもなかなか。
[住所]東京駅一番街地下1階
[電話]03-3211-7555
[営業時間]9時~23時(22時半LO)
[休日]施設に準ずる
[交通]東京駅八重洲地下中央口から徒歩1分
■東京駅構内 丸の内北口からすぐの『雷』@グランスタ東京
さて、次は東京駅構内にも足を伸ばそう。丸の内北口からすぐの『雷』だ。こちらは『中華蕎麦とみ田』直営のガッツリ系ラーメン。いわゆる◎郎系とも。別に日和ったわけじゃないが「雷そばミニ」を。
いやいやミニでも充分パンチもボリュームもある。ごわっと力強い食感の太麺に濃厚な旨みの味噌ダレスープが絡み、ドデカチャーシューがまた旨し。ニンニクも効く。朝から元気いっぱいっす!
[住所]東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東京駅1階改札内
[電話]03-6268-0906
[営業時間]8時~22時 ※日・祝は~21時(翌日が休日の場合は〜22時)
[休日]施設に準ずる
[交通]東京駅丸の内北口からすぐ
■バス発着所の向こうにある『孫鈴舎(まごりんしゃ)』@丸の内側高架下
最後は丸の内南口から出て高架沿いを有楽町方面へ。はとバス発着所を超えたあたりにある『孫鈴舎(まごりんしゃ)』。こちらの「朝ラーメン」、なんと600円がいい。
パツンとするするいける細麺に、豚骨寄りのとろりとしつつもくどくはないスープ。そこに刻みネギと生姜が入って体が温まる。いいね。はとバスの運転手と思しき兄さんとともに啜るなり!
[住所]東京都千代田区丸の内1-10-9
[電話]03-6273-4266
[営業時間]7時〜22時(朝ラーは7時〜10時半)、土11時〜15時
[休日]日・祝
[交通]東京駅丸の内南口から徒歩2分
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