■エアコンの寿命を長くするためには
オートエアコン、マニュアルエアコンに関わらず新車から3年以内のクルマに関しては、多少酷使しても気にしなくてもいいが、延命させるためには、使い方を工夫することが必要だ。
温度は最低にセットしても、風量は最大を選ばず、一段低い風量までを使うようにしたい。これによってバッテリーやオルタネーターだけでなく、ファンの電流を制御する部分の負担も減ってエアコン関連の部品が長持ちすることにつながる。
なお、エアコンの効きが弱かったり、エアコンを作動させた時に異音や振動などを感じるようであれば、エアコンのシステムがなんらかの問題を抱えていることになる。効きが弱いなら、とりあえずクーラーガス(冷媒)を補充して様子を見る。
数カ月でクーラーガスが抜けてしまうようなら修理が必要だ。そのまま放ったからしにするのは一番タチが悪い。コンプレッサーオイルが抜けて焼き付いたり、エキスパンションバルブ(冷媒を放出して気化熱を作る)が壊れて大修理につながることもあるからだ。
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