BooBooラウンジ第3回 クルマが大好きな松重 豊さんが試乗チェック！　燃料電池車[クラウンセダンFCEV]はMIRAIとどう違う？　

　俳優松重 豊さんがベストカーに初登場！　実は松重さんは、試乗が趣味という、かなりのクルマ好きだった！　近所に住むモータージャーナリスト岡本幸一郎さんと意気投合し、ベストカーに出演する運びとなった。ベストカーWeb出演第3回は「トヨタクラウンFCEV」の試乗インプレッション。はたしてクラウンFCEVをどう評価するのか？　モータージャーナリスト、岡本幸一郎さんがホスト役となって、2人の対談形式でお届けする。

まとめ：岡本幸一郎／写真：奥隅圭之／ヘアメイク：高橋郁美／スタイリスト：増井芳江／撮影協力：海の森水上競技場

■第3回はクラウンFCEVの試乗インプレッション！

　俳優松重 豊さんといえば、主な出演作にドラマ『孤独のグルメ』、映画『しゃべれども しゃべれども』『ディアドクター』『ヒキタさん！ご懐妊ですよ』『ツユクサ』など、舞台、テレビ、映画と様々な作品で名バイプレーヤーの実力派俳優として知られる。

　その松重さんの自宅近所に、数年前、モータージャーナリストの岡本幸一郎さんが引っ越してきた。岡本さんはモータージャーナリストという仕事柄、いろいろなメーカーの広報車を借りて自宅駐車場に停めているのだが、松重さんはそんな状況を見ていて不思議に思っていたという。そんなある日、2人は駐車場でバッタリ出会った。

　こうして出会ったそばから、2人は意気投合し、クルマ談義が始まったという。岡本さんは、まさか松重さんが、こんなにクルマ好きだとは思っていなかったため、大変驚き、ぜひ、自身が執筆している、『ベストカー』に出演してみては……と編集者に声がかかったのだった。

　これまでマツダMX-30ロータリーEV、日産アリアB9　e-4ORCEをお伝えしたが、今回はトヨタクラウンFCEVをお届けする。この模様は、ベストカー7月10日号（6月10日発売）をはじめ、6月10日公開のベストカーチャンネル（動画）で公開済みなのでぜひご覧になってください！

■トヨタの燃料電池車、クラウンFCEVの印象は？

　松重さんは、以前、燃料電池車のトヨタMIRAIに乗ったことがあるので、今回のクラウンFCEVとどう違うのか、興味津々の様子。どう評価するのか、さっそく松重さんと岡本さんの対談をお届けしよう。

―エクステリアをチェックー

岡本：MIRAIに続く電両電池車、FCEVです。

松重：最近、クラウンブランドが凄いですね。新生クラウンがいろいろな形を変えて席巻していますね。

岡本：このクルマはトヨタマークではなく、クラウンマークが付いています。16代目クラウンはご存じの通り、4種類あります。

松重：セダンとSUV、クロスオーバーですね。

岡本：それにスポーツというSUVのクロスオーバー、さらにエステートというワゴンが出てきます。

松重：いよいよ、ワゴン？　復活ですね。

岡本：このクラウンセダンFCEVは水素で動く燃料電池車です。

松重：水素！　大きさ的にはMIRAIより大きい？

岡本：大きいです。MIRAIのシステムを生かして、クラウンらしくショーファードリブンに使えると。

松重：そういうこと！

岡本：官公庁の公用車にも使えるようにリアシートの広さにも考慮しています。

松重　大きくしか作れないことじゃないんですか？

岡本：水素タンクを搭載するのでサイズは必要になるんですが。MIRAIはリアシートは狭かったんですが、その問題を解決しつつ、当初、予定のなかったクラウンにセダンを追加することになったんですが、どうせならMIRAIの燃料電池システムを流用して、使えるセダンを作ろうとしたわけです。

松重：国産のセダンで5ｍを超えるというのは。都内の交通事情を考えるとどうなんですかね。

岡本：ホイールベースも3ｍありますからね。

松重：では小回りも全然効かない？

岡本：効かないかもしれないですね。

松重：世田谷、経堂あたりは無理だね。

岡本：しんどいかもしれないですね。デザインはいかがですか？

松重：カッコいいです。なんかレクサスなのか、トヨタなのかわからないくらいに、デザインの違いはほぼなくなるくらいになってきていますね。

岡本：クオリティ高いですね。

松重：そうですね。ボディカラーも僕の好きなガンメタかな。カッコいいですね。でもホイールのテカリとかBピラーとか、ちょっとプラスチックっぽいかな。ここ（ドアの付け根の加飾）とか特に。もったいないな。カーボンじゃないですよね？

岡本：カーボンじゃないですね。

松重：この辺あたりをもっと高級感を出したほうがいいんじゃないかなと思いますね。結構なお値段するんでしょ？

岡本：そうですね。830万円です。

松重：最近のクロスオーバーもセダンもこれってなんだっけ思うほどカッコよさは際立っていますよね。

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