角田[レッドブル]電撃移籍正式発表キタぁぁぁ!!!!! チームメイトは4年連続チャンピオンで日本グランプリから赤牛駆る

角田[レッドブル]電撃移籍正式発表キタぁぁぁ!!!!! チームメイトは4年連続チャンピオンで日本グランプリから赤牛駆る

 4月最初の週末に鈴鹿サーキットで開催されるF1日本グランプリ前に、とんでもないニュースが飛び込んできた。なんと日本人F1ドライバーの角田裕毅が、レッドブルへの電撃移籍!!!! チャンピオンのマックス・フェルスタッペンのチームメイトとして鈴鹿を走る。日本人F1ドライバーのトップチーム入り。賛否両論あるけれど、角田にとってはチャンスしかない!?

文:ベストカーWeb編集部 鈴村朋己 /写真:Red Bull Content Pool

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母国グランプリから念願のトップチーム入り

レーシング・ブルズからレッドブルへの電撃移籍が決まった角田裕毅

 2025年3月27日。日本グランプリまであとわずかといったタイミングで、角田裕毅のレッドブル電撃移籍が正式に発表された。日本グランプリからは、チャンピオンのマックス・フェルタッペンのチームメイトを務めることになる。

 角田は自身のXを更新。「挑戦への覚悟はできている」と綴った。

 これに伴い、2025年シーズンからレッドブルに昇格したリアム・ローソンは、角田と入れ替わる形で再びレーシング・ブルズへ。わずか2戦で、トップチームのシートを失うこととなった。

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栄光からの急降下も再び這い上がるために

2023年は22戦21勝という勝率95.5%という驚異的な数字を記録した
2023年は22戦21勝という勝率95.5%という驚異的な数字を記録した

 2023年、レッドブルは22戦21勝と他を圧倒する強さを見せつけた。ところが2024年、シーズン序盤こそ強さをキープするもチーム内でのギクシャクが勃発。レッドブルには欠かせない人物だった、デザイナーのエイドリアン・ニューウェイも離脱する事態へと発展してしまう。

 レッドブルは次第に戦闘力を失い、ライバルであるマクラーレンやフェラーリ、メルセデスに先行を許すこととなった。序盤に優勝を重ねたことで、フェルスタッペンはドライバーズチャンピオンを獲得したが、コンストラクターズは3位へと転落してしまう。

2021年から2024年までレッドブルで戦ったセルジオ・ペレス
2021年から2024年までレッドブルで戦ったセルジオ・ペレス

 その大きな要因が、当時フェルスタッペンのチームメイトを務めていたセルジオ・ペレスの低迷だ。もともと、レッドブルのマシンはエースのフェルスタッペン好みに開発されている。

 フェルスタッペンは、オーバーステアが出るギリギリでのマシンの挙動に対して。敏感に対応できるドライバー。多くのドライバーが99%より攻めるとマシンの挙動を乱してしまうのに対して、フェルスタッペンは99.9%まで攻められる感覚を持っている天才肌なのだ。

2021年から4年連続ドライバーズチャンピオンを獲得しているマックス・フェルスタッペン
2021年から4年連続ドライバーズチャンピオンを獲得しているマックス・フェルスタッペン

 一方、マシンのスイートスポットは非常に狭いことを意味しており、動きは非常にピーキーなのだ。結果、フェルスタッペンの歴代チームメイトはフレキシブルにマシンの対応ができず、成績ではフェルスタッペンに大差を付けられている。

 そのなかでもペレスは優勝も飾ったほか、フェルスタッペンと定期的に1-2フィニッシュを達成するなどチームに貢献した。ところが、ベテランのペレスも2024年中盤からマシンに対応できなくなり、ミスを連発。見切りをつけたチームは、シーズン終了後にペレスを解雇した。

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一度は敗北したレッドブルシート獲得への椅子取りゲーム

2025年レッドブルに昇格したローソンだったが、わずか2戦でシートを失うことに
2025年レッドブルに昇格したローソンだったが、わずか2戦でシートを失うことに

 フェルスタッペンのチームメイトを務めるのは誰になるのか? 2024年シーズンが終了後もストーブリーグの熱が冷めることはなかった。

 対象者は弟チームのレーシング・ブルズ(アルファタウリ時代から)で4年間過ごし、コンスタントに評価を上げ続けてきた角田裕毅か。

 日本のスーパーフォーミュラでもチャンピオン争いを繰り広げ、2年間レーシング・ブルズからスポット参戦したリアム・ローソンか。

 候補者は上記の2名に絞られていたものの、フル参戦経験のないローソンが優勢だった。その一方で、プレシーズンテストでは角田がレッドブルのマシンをドライブしたことで、わずかながらの可能性が残されているのではないかとも言われていたのだ。

 だが運命の2024年12月19日、レッドブルはリリースを発行。選ばれたのはローソンだった。同時に角田は落選となった瞬間で、彼自身が目標としていたレッドブル入りは叶わなかったのだ。

 鈴木亜久里氏と片山右京氏のベネトン入りなど、これまでもトップチームから声がかかった日本人F1ドライバーはいたが、様々な問題で実現できなかった。

 12月時点、もし角田がレッドブルのドライバーとして起用されていたら、表彰台のテッペンに登る姿が見られる日が来るかもしれない。そんな可能性が高まっていただけに、日本人初のF1優勝ドライバー誕生を夢見ているファンにとっては辛い知らせだった。

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