いきなり横転でラリーにハマる!!? しかも助手席側から着地ってこれは怖い!! 現役ユーチューバーが”体感”したラリーの奥深さ

ラリーデビューが忘れられないまさかの思い出に!?

きっとこのシーンでゼミッタ氏はスローモーションを感じていたのだろう
きっとこのシーンでゼミッタ氏はスローモーションを感じていたのだろう

 午前ラストはジムカーナ風に仕立てたSS-3スタジアム。コースサイドにはギャラリーも大勢集まるステージだ。同形状の障害物のドラムがいくつもあってややこしいので、走行直前まで国沢さんと綿密に打ち合わせをする。そして、スタート。まずは奥のドラムを右ターンで180度より多く回る。

 私の伝え方がよくなかったようでここでミスコースになりかけたものの、なんとかオンコースでドラムを素早くパス! その次のコーナーもサイドターンで華麗に回り、観客が沸く!そして、少し先のドラムも同じくサイドターン! でアクシデントは起きてしまった。

“コテン”。なんと横転してしまいました。人生初のラリーでコケるという大ハプニング。観客の皆さま、チームの皆さま、関係各所の皆さま、ご心配をおかけしてスミマセンでした。コケた理由は国沢さんの記事をご覧いただくとして、初転びで学べたことが様々ある。まず、コケる瞬間はスローモーションで時が過ぎる。

まさかの横転。でもガラス割れた以外はそこまで大きなダメージはなかった。ミライース頑丈っす
まさかの横転。でもガラス割れた以外はそこまで大きなダメージはなかった。ミライース頑丈っす

「あ、ヤバい!」なんて言っていたと思うが、倒れると確信した時に身構えるだけの余裕はあった。ドーン!といったわけじゃないから、考える間があったのかもしれない。横転した直後に、「転けちゃったね、降りよう」と言ってもらったが、オフィシャルの方々がすぐさま駆け寄って下さり、迅速な対応をしていただいたので乗車したまま復帰。

  これがまたスゴくて、コケた瞬間よりも起き上がった時のほうが衝撃はデカい。これこそ身構えないとヤバいので、同じ状況下におかれた際は注意してほしい(ないと思うけど)。四輪が再び地面に接したのち、エンジンも掛かって液体漏れもなかったので、サービスパークへ自走で戻ることに。

すでに決まったリベンジに燃える?

フルハーネスを締めるなど初めてつくしだったゼミッタくん。きっちりとコドライバーのタスクを勤めあげたのは立派
フルハーネスを締めるなど初めてつくしだったゼミッタくん。きっちりとコドライバーのタスクを勤めあげたのは立派

 心配した萩野さんが区間の途中まで走ってきてくれたのだが、左サイドウィンドウはバリバリで開閉不可。レーシングギアも装着状態で身動きが取れなかったので、ひとまずハンドサインで二人が無事だとお伝えした。筆者がOK/SOSコールを送信していなかったのが原因で来て下さったと思うので、重大ミスと捉えて反省しています。

 パークへ戻り、ケガがないことを今一度伝えて車両をチェック。ガラスは割れたものの、飛散防止フィルムにより飛び散ることはなかった。そして、ここでミライースの頑丈さに驚かされた。左側側面に塗装ハゲや多少の凹みがある以外は目立った損傷なし。

 ガラスのリペアパーツがあれば走れたかもしれないとのこと。あとは6点式シートベルトやロールケージの重要性を再認識した。

 今回の経験は自身にとってプラスであり、国沢さんをはじめとする皆さまのおかげで、ラリーの楽しさを実感できた。

 最後の仕事となったリタイヤ届の提出はやはり悔しいが、編集長に「また出させて下さい!」と伝えたところ、次の挑戦キップもいただけた(?)ので、次回も国沢さんと同じ場所でリベンジ戦させて下さい。よろしくお願いいたします。

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