■今後はいったいどうなるのか?
日本のモータースポーツは例年11月に最終戦を迎えるのだが、延期になったレースをどこで実施するかが今後の大きな鍵になる。とはいえ収束が見えないコロナウイルスの猛威に、簡単にスケジュールが決まるわけもなく長期化やむなしというのが現実的な推測だ。
すでに延期が発表になったレースを全戦開催するには、1日に2レース開催、もしくは2カテゴリーのレースを1日で開催するなどのやや荒療治的な工夫も必要になるだろう。
最悪の事態としてレース自体の中止という判断もあり得るのだが、とにかく今は暗いことばかり考えずe-SPORTSのオンライン中継などでファンを繋ぎとめる工夫にも期待したい。
すでにF1がシミュレーションでのドライバー同士の対戦を発表しているが、日本でも2020年4月17日からトヨタGAZOO Racing(TGR)が同様のオンライン上での対戦場所を開設すると発表した。
日本では真っ先にTGRがバーチャルグランプリに手を挙げたが、メーカー間の垣根を超えてのバトルにも期待するファンは多いのではないだろうか?
今後のe-SPORTSの拡張にも期待をしつつ、あとはこのコロナウイルスの猛威が収束し、1日でも早いモータースポーツの開幕を待ち望むしかないというのが実情だ。
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