2020年は中止決定 ラリージャパンとトヨタWRCの未来


トヨタはWRCの参戦を続けるのか?

 ところで、先日GRヤリスを販売開始したトヨタは、この不安定な状況においても、今後もWRCに参戦し続けるのだろうか?

 世界的な景気後退という厳しい状況下でもしっかり黒字を出したトヨタだが、モータースポーツの予算縮小はやはり避けられないだろう。

GRヤリスは2021年のWRC参戦は断念したが、2022年にGRヤリスベースのハイブリッドマシンでWRCに参戦することが有力視されている

 それでも、WRC参戦はトヨタおよびGRブランドのグローバル戦略の中核を成すプロジェクトであり、しかもこれからようやくGRヤリスのプロモーション期間に移行するのだから、普通に考えればあと3年は参戦を続けるのではないだろうか?

 GRヤリスをベースとするハイブリッドマシンがWRCで走り始めるのは2022年から。それから1、2年で活動を止めるということは、これまで投じてきたコストの回収を考えてもマイナス要素が大きすぎる。

 そう考えると、少なくとも2024年まではWRCに出続け、それに伴いFIAおよびWRCプロモーターはラリージャパンに重きを置き続けるのではないかと期待する。

 なかなか新規マニュファクチャラーが参戦しない状況で、トヨタのホームイベントであるラリージャパンをシリーズから外すことは得策ではない。

 トヨタが参戦を続ける限り、ラリージャパンはWRCのアジア地区を担うイベントとして、カレンダーに残り続けることだろう。

トヨタがWRCに参戦を続ける限り、WRCのラリージャパンがカレンダーから外されることはないハズ。2021年の開催に期待したい

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