「モータースポーツって、なんだか縁遠い存在」そう思っている人も多いのではないでしょうか? たとえ興味があっても、「レースに参加する」となると、さらにハードルが上がりますよね。
そんな方でも、より気軽に楽しく参加できるワンメイクレースがスタートしました。その名も「ヤリスカップ」。レースの間口の広さも手伝って、2021年6月5日、初戦の富士スピードウェイラウンドでは、なんと91台もの車両がエントリーしました。
今回は、そのなかでも注目の選手を追いかけることにしました。その選手の名前は、織戸茉彩(おりどまあや)さん。実は、茉彩さんは、レーシングドライバーである織戸学選手の娘さんです。
「織戸選手の娘さんなら、もしかして小さい頃からカートとかをやっていたとか?」と思う方もいるかもしれませんが、茉彩さんは海外の高校へ通っていたので、免許を取ったのもつい最近。レースに至っては「ヤリスカップ」がゼロからのスタートです。
織戸さんがヤリスカップを知り、茉彩さんに「こんなレースあるけど、出てみる?」と聞いてみたところ、茉彩さんは「やってみたい!」とふたつ返事で答えたところから、このチャレンジは始まりました。
文&イラスト/伊藤梓
写真/佐藤正勝
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