「いま地方ラリーが熱い」ってマジですか?? ダートラ界のおしどり夫婦が東日本ラリー選手権を走る!!

■いま東日本ラリー選手権はどんなクルマが参戦している?

 参戦車両は、コクミの良友でありラリーのために帯広へ移り住んだ大病院の副院長、金藤公人選手によるAPRCラリー北海道参戦のグループN車両をはじめ、全日本ラリーを目指すランエボなどハイパワーマシン&ドライバーたち、GRラリーチャレンジクラス参戦中のドライバー&マシン、オートマクラスの常連のドライバーたち、はたまた激レアなクラウン(S180系?)のラリー車など、どんなモデルでも参戦できる敷居の低さ、いろんなクルマが見られるところもこうした草の根モータースポーツの魅力であります。

クラウンをラリー車に仕上げて参戦の津田・ホリ組はクラス14位
クラウンをラリー車に仕上げて参戦の津田・ホリ組はクラス14位

 ちなみに、くまちゃん秋間が初めてラリーに参戦した40年前、東日本ラリー選手権は、東北地区ラリー選手権と関東地区ラリー選手権に分かれていて、参加受理されるのが大変だったそうです(20年くらい前に東北と関東が合体して東日本ラリー選手権となったとのこと)。

 今回なぜ「ゼロカー」で参加することになったかの経緯をすこし説明します。わたくし小出久美子、この40年間(!!)ダートトライアルがメインでしたが、夢で参戦したWRCラリージャパンでは、リエゾンで迷子になりそうになったり、右も左も分からなく不勉強を痛感、そんなことから2018年より東日本ラリー選手権のセロカーとしてラリーの勉強とお手伝いを兼ねて参加させていただいております。

 ゼロカーはゼッケン1番の前を走るのですが、ただ走るだけではなく、競技速度の60%以上で走行し、コース状況をHQに無線で報告するという使命があります。今回は、夜明けとともにオフィシャルの方々とコースコンデイションを確認するなど、大変大事な仕事だと痛感しました。

 こうしたオフィシャルの準備もあって、今回はクラッシュが一台もなく終了。ありがたい話です。

サービスカーの「爺や」号と、今回「ゼロカー」で使用したヤリス
サービスカーの「爺や」号と、今回「ゼロカー」で使用したヤリス

■今後のコクミのモータースポーツ活動は?

 わたくしコクミ、」モータースポーツ参戦も今年で40数年を迎えましたが、昨年同様、全日本ダートトライアル選手権をメインに全国各地区ダートトライアル選手権、そしてAPRCラリー北海道にも参戦予定です。

 次戦の参戦スケジュールは、2023年3月5日に全日本ダートトライアル選手権最終戦が開催される「テクニックステージタカタ」の予習を兼ねて、JAF中国地区ダートトライアル選手権第1戦に参戦します。

 来週2月11日は、2022年度JAF中国地区モータースポーツ表彰式が広島市内で開催され、くまちゃん秋間がDクラスシリーズ2位入賞のため伺わせていただき、わたくしコクミはチーム監督で参加、その次週2月19日はテクニックステージタカタで中国地区ダートトライアル選手権の予習練習開始。

 今年は予習走行、テスト走行などの準備を今まで以上に取り組んでシーズン活動開始。

 ベストカーステッカーを施したランエボで、女性現役ドライバーで一番年上となるわたくしコクミはまだまだ頑張りますので(ちなみにJAF公認競技現役最高齢ドライバーは、全日本ダートトライアル選手権V5、75歳でいまも速い櫛田正文選手です)、懐かしい主催者の方々に励まされながら、現役真っ只中のわたくし小出久美子。令和五年もどうぞよろしくお願いいたします。

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