マッチも熱く語った!! 10月24日は「モータースポーツの日」に!? 国がモータースポーツ後押し法案制定へ動く

■フォーミュラE 東京グランプリが控える2024年

議連とモータスポーツ関係者との記念ショット
議連とモータスポーツ関係者との記念ショット

 総会は国会議員きっての自動車好きの古屋圭司議員からの挨拶からはじまった。

「ラリージャパンの開催が昨年できたこと、これは本当に大きな動きでした。カーボンニュートラル燃料の促進などもありました。議員連盟としてモータースポーツ文化をしっかり応援していきたいと思っております」。

 当日はGTAやJRPをはじめモータースポーツ関係者、モータースポーツ開催自治体の首長も参加して今季の概要などの説明をした。GTAの坂東会長は、

「カーボンニュートラル燃料のテストもスタートしている。まだ試行錯誤している段階で燃焼や煤の課題もあるが、ひとつひとつやれることを確実にこなし、今後の電気、水素などのパワーユニットの選択にも繋がる体制を作りたい」と話した。

にこやかな表情でスーパーフォーミュラの概要を発表した近藤真彦氏
にこやかな表情でスーパーフォーミュラの概要を発表した近藤真彦氏

 JRPからは次期会長の近藤真彦氏が語った。

「スーパーフォーミュラをはじめとするモータースポーツは野球と同じで、どんどん海外にいってレースをしたいというドライバーが多くいます。世界に通用するドライバーもたくさんいます。モータースポーツはカーボンニュートラルに努めつつ、市販車へのフィードバックなどをする場でもあります。ぜひ現場に来て目撃してほしいです」と話した。

 自動車レースの観戦はサーキットの立地や、屋外競技ならではの観戦ハードルの高さ、そもそもの魅力がわかりにくいという声がたくさん聞こえてくる。そんななか2024年は東京ビッグサイトで3月頃にフォーミュラEの東京グランプリが開催される予定だ。

 公道レースが東京で開催されることはモータースポーツブームを生み出す非常に大きな一歩だろう。モータースポーツに国から支援を得られることは非常に大きな進展ではあるが、モータースポーツ主催者、チーム、ドライバーなど業界全体自身の改善力も問われてくる。

 日本のモータスポーツをよりポピュラーに、そしてカーボンニュートラルを含めた国益を守るために、モータスポーツ振興議員連盟を主体としてモータースポーツ改革に大きな舵が切られた。

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