2017年6月9日、(今年9月登場予定の)新型N-BOXの新情報が公開されました。
ここでは新たに発表された情報の紹介・考察に加え、当編集部がつかんだ情報をお届けしたい。
文:ベストカーWeb編集部 写真:Honda
■大ヒットで記録を塗り替えた初代の実力
2011年12月の発売以来大ヒットを続け、2013年、2015年、2016年と軽自動車車種別年間販売台数トップを獲得。
2017年1月には累計販売台数が100万台を突破し、発売5年(60カ月)での100万台突破はホンダ車の中でも歴代最速記録となった(それまでは初代フィットの78カ月が最速)。
さらにモデル末期となった近年でも売れ行きは伸びており、2016年12月〜2017年3月の各月は、登録車を含めた車名別販売台数でも4カ月連続トップ獲得。揺るぎない商品力の高さを見せつけている。
そんな初代N-BOXがいよいよ初めてのフルモデルチェンジを迎えるというのだから、販売店もユーザーもその動向に注目が集まっている。
当初全国のホンダ販売店には「2017年初夏」とアナウンスされたが、現行型の販売が好調だったのと、この初夏にはフィットやステップワゴンのマイチェン、シビックのデビューが控えており、デビューは9月中旬となったもよう。
そんな新型N-BOXであるが、先日ホンダ特設サイトにてフロントライトの一部が発表された。この時点では「キープコンセプトであること」がわかる程度の写真だったが、今回(6月9日)には「カスタム」の全貌が公表された。

現行型のカスタムよりもややおとなしめのデザインだが、洗練されたイメージもあり、同時に室内写真も公表され、広さや使い勝手が大幅進化することも報じられている。


■軽自動車に「ホンダセンシング」初搭載
そして今回のフルチェンジ最大の目玉はやはり安全装備「ホンダセンシング」の軽自動車初搭載。現行型では30km/hまでの緊急自動ブレーキだったのが、80km/hまで対応するうえ、歩行者検知機能まで備える。

いよいよ発売が近くなってきた2代目(新型)N-BOX。先代がこれ以上ないほどに大ヒットしているだけに期待は高まるばかりだが、高くなったハードルを軽々と越えてくるのか?
繰り返しになるが、デビューは2017年9月中旬。楽しみだ。
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