現行型の登場から8年。日産 リーフがついにフルモデルチェンジする。2025年10月に登場するとみられる新型はイメージをガラリと変えてクロスオーバータイプとなる。バッテリーの冷却効率も向上するなど、内も外も大きく進化する!!
※本稿は2024年12月のものです
文、予想CG:ベストカー編集部/写真:APOLLO、日産
初出:『ベストカー』2025年1月26日号
新型リーフはクロスオーバースタイル!!
現行リーフの登場から8年となる2025年10月に、ついに新型が登場する。これまでのイメージを一新したスタイルに驚くが、新型リーフはクロスオーバータイプへと生まれ変わる。
2021年11月に公開された「チルアウト」というコンセプトカーがベースとなり、スタイリッシュなデザインに仕上げられる。下の写真でもおわかりいただけるように、擬装を施したテスト車両が目撃されている。この姿で登場することはほぼ間違いない状況だ。
基本的にはラウンドしたルーフを持つクロスオーバーSUVという成り立ちだが、モーター、インバーター、減速機をモジュール化した「3-in-1」と呼ばれるコンパクトなパワートレーンを搭載するため、非常に短いボンネットを持つ。SUV化に伴い、全高は100mmほど高くなりそうだ。
気になる性能面だが、これまでリーフでネックとなっていたバッテリーの冷却は、新開発の水冷式となり、大幅に冷却効率が向上する。現行では高速道路走行時にバッテリーが発熱し、充電が不安定になるケースが報告されていたが新型となってこの問題は完全に払拭される。
バッテリー自体は、現行モデル同様のリチウムイオンで、容量を大きくするか、新型バッテリーの高効率化を鑑みて、適正量にするか最終検討段階に入っているという。最近のBEVのトレンドは「適正な量のバッテリーを積む」なので、航続距離を必要以上に追求しない可能性もある。
デザインも性能も向上するリーフ、大いに期待だ。
●新型日産 リーフ 予想スペック
・全長×全幅×全高:4510×1820×1660mm
・ホイールベース:2790mm
・パワーユニット:モーター
・最高出力/最大トルク:225ps/35.0kgm
・トランスミッション:―
・駆動方式:FWD/4WD
・登場時期:2025年10月
・予想価格:500万~550万円
コメント
コメントの使い方スッキリしていて悪くないと思う。
ただ出すのが遅すぎ。5年遅い。
時代遅れのリーフをいつまでも擦ったせいで、EVの先駆者はいつのまにか時代遅れEVメーカーに。
BYDとタメを張るレベルのコスパで出せないと厳しいのでは。
まずフロントグリルデザインから全面変更したら?そしてルノ-の払い下げでないプラットフオ-ム採用してね。