2025年の諸々が順調に回り始めてきたが、ベストカーには2026年登場の新型車の情報が到着した。「来年の話をすると鬼が笑う」というが、ほぼ一年以上未来の話をして鬼を大爆笑させるこの企画、ここでは次期型トヨタ RAV4についてお届けする。
※本稿は2025年1月のものです
文、予想CG:ベストカー編集部/写真:トヨタ ほか
初出:『ベストカー』2025年2月10日号
※HEV:ハイブリッド車、PHEV:プラグインハイブリッド車、BEV:電気自動車
2.5L・HEV&PHEVと電気自動車もあり
ここでお伝えしたいのが次期RAV4の情報。次期型に搭載されるパワーユニットの確定情報が入ってきた。
もったいぶらずにお伝えしよう。次期RAV4のパワーユニットは直4、2.5LのHEV、PHEV、そしてBEVで決定。現行型には2Lで設定している純ガソリンエンジン車はなく、すべて電動車となるのが2026年に登場する新型車らしいところだ。
駆動方式はHEV&PHEVがFFと4WD(モーターで後輪を駆動するE-Four)で、BEVは前後2モーターの4WD。現行型は2024年11月の一部改良でFF車を廃止したが、モデルチェンジで復活することになる。
トヨタは2024年5月に電動化時代に向けた次世代エンジンの開発を発表。直列4気筒の1.5L・NA&ターボと2Lで、2026年以降の新型車はこの次世代エンジンが主力になる。
次期RAV4もこの次世代エンジンの1.5L版が搭載されると思われていたが、ダイナミックフォースエンジンと呼ばれる直4、2.5Lを継続採用することが決定したようだ。
車種数の多いトヨタだけに、次世代エンジンだけですべてをカバーするのは難しく、また、RAV4は特に海外の仕向地が多いこともあって、実績があり、高い信頼性を誇る2.5Lが選ばれたのかもしれない。
【画像ギャラリー】未来感溢れるイメージで鮮烈に登場!! 2026年登場の新型トヨタ RAV4予想CGと歴代RAV4(24枚)画像ギャラリー次世代プラットフォームを採用
一方で、プラットフォームは一新する。BEVを新たに設定するのが次期RAV4のポイントで、それを実現するのが新開発のマルチパスウェイプラットフォームである。
これはクラウン、カムリ、RAV4、ハリアーなどに使われているGA-Kプラットフォームを電動車向けに改良するもので、HEV、PHEV、BEVと文字どおりマルチに対応する。GA-Kベースなので既存の工場で生産できるというメリットもある。
HEV、PHEV、BEVを設定できるのはこのプラットフォームを使うからで、これが次期RAV4の最大の変更点であり、特徴になるというわけだ。
気になるデザインはどうか。今回掲載しているCG は次期RAV4の目撃情報をもとに作ったもので、フロントマスクはプリウス、クラウンなどで採用されているハンマーヘッドデザインとなる。
全体的なフォルムは「現行型とあまり変わらない」(目撃情報)とのことだから、外観で新しさをアピールするのはハンマーヘッドのフロントマスクとなり、グリルも従来にない特徴的なデザインが採用されそうである。
では、HEV&PHEVとBEVを外観でどう差別化するのか。そのあたりの詳しい情報はまだないが、基本的なデザインは変わらず、各種パーツの色合いやエンブレムなどの細かなアイテムで違いを表現することになりそうだ。
これからのBEVは特別なものではなく、ひとつのグレードとして選ばれるものというトヨタの思いがあるのかもしれない。ボディサイズは全長、全幅が少し大きくなり、その分室内の居住性と積載性が向上するという情報もある。
登場時期は2026年の秋頃。価格はHEVが450万円、PHEVが580万円あたりで現行型から少し上がるくらい。そして、BEVは600万円前後と予想。エンタメ系の新装備が投入される可能性も高い。
【画像ギャラリー】未来感溢れるイメージで鮮烈に登場!! 2026年登場の新型トヨタ RAV4予想CGと歴代RAV4(24枚)画像ギャラリー



























コメント
コメントの使い方一文字テール見慣れすぎて安っぽく感じてきた。
消えていった流れるウインカーと同じく、あと数年で終わりそうだな。
結局普通のデザインに回帰していく。