ファッションセンスが問われるネス
「ネス」はスポーティなグレードだが、フルネームにすると「フィットネス」になる。RSのような走りに振ったグレードとは少し違う。
溌水シートや16インチアルミホイールなどが装着されるが、スポーツウェアのように着こなす感覚で使うのが似合う。
適度にリラックスできる雰囲気もあるから、メタリック&ライムグリーンのボディカラーなども含めて、マインドの若いユーザーにピッタリだろう。
見方を変えるとネスは、ファッションセンスが問われるような面がある。そこがツボにハマるユーザーにも歓迎されそうだ。
このようにフィットには5つのシリーズがあるので、ボディカラーとの組み合わせも含めて、ユーザーのいろいろなセンスを表現できそうだ。
メーカーオプションの組み合わせを抑えながら、細分化するニーズに応えている。今までのコンパクトカーとは違う新たなチャレンジでもあるだろう。
現行を買うのはナンセンス?
新型デビューを2月に控えた2019年末の段階で現行モデルを購入することは積極的にはオススメしない。それは、新型は現行に比べて動力性能、燃費性能、安全性能などあらゆる点で大きく進化しているからだ。
それでも現行モデルを購入するケースを考えてみると、50万円レベルの大幅値引きがある場合、新型のエクステリアが気に入らない場合、新型にないスポーツグレードのRSが欲しい場合くらいに限定されるだろう。
モデルチェンジ直前のモデルは熟成されているが、現行モデルが気になるなら新型登場まで待って、それでも新型より現行のほうが魅力的に感じたなら、完全な新車は難しくても走行の少ない高年式中古車などを購入するという手もある。
そのほうが安上がりだし、後悔しないハズだ。
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