ほんとに次期NSXは出るのか?
GT-Rが出るのであれば、気になるのは次期NSXの存在。ホンダは2022年4月に行った「四輪電動ビジネスミーティング」のなかで、BEVのフラッグシップスポーツを投入する計画があることを公表した。
続いて2023年8月に開催された「モントレーカーウィーク」ではアキュラエレクトリックビジョンスタディ」のティザー映像を公開。ホンダが徐々にその存在を明らかにしつつあるフラッグシップスポーツこそが、NSXの後継モデルであるスーパースポーツBEVである。
BEVのフラッグシップスポーツとなるだけに、鍵になるのは高性能な全個体電池の採用。ホンダは2020年代後半に全個体電池を実用化する目標を掲げていて、そのイメージリーダーとしての役割も担うことになる。
ホンダ初の全個体電池を搭載し、3モーターで1000psオーバーの最新4WDとなる見込みで、価格は3000万円超、2028年のデビューと予想する。
RX-7後継ロータリースポーツのデビューは2027年?
最後にGT-Rの直接のライバルではないが、期待が急上昇中のRX-7後継ロータリースポーツを紹介しておきたい。
2023年秋のジャパンモビリティショーで世界初公開となったアイコニックSPは、2012年のRX-8生産終了以来途絶えているロータリーエンジン(RE)の本格スポーツカーだ。マツダは正式発表こそしていないものの発売を計画しているのは確実で、2027年のデビューが予想されている。
REスポーツの復活なのだから、期待値NO.1は当然のこと。また、コンパクトなサイズでデザインも素晴らしく、クルマ好きの萌えポイントを刺激しまくってくれているのがたまらない!
リリースでは「2ローターのロータリーEVシステムを採用」となっており、新開発のREを発電専用に使うパワーユニットとしている。だが、その一方でマツダはREを使う「車両用駆動システム」を特許申請しており、こちらはREを駆動に使うマイルドHEVとなっている。
どちらになるか、確定的な情報はまだ入っていない。しかし、どちらにしても2シーターFRスポーツであることは確かで小型軽量なロータリースポーツになるだろう。
どちらにしても最高に美しいREスポーツが復活するのは確か。その期待値は上がる一方だ。2025年秋のジャパンモビリティショーで進化バージョンが公開される可能性もある。




コメント
コメントの使い方