【WRX STI 86/BRZ フェアレディZなど目白押し!】日本のスポーツカーの未来が熱い!!

【WRX STI 86/BRZ フェアレディZなど目白押し!】日本のスポーツカーの未来が熱い!!

 エコカーがもてはやされる現在だが、スポーツカーはいまだ多くの自動車ファンの心をつかんで離さない。高性能なクルマの魅力はいつになっても不変だ。しかし、そんなスポーツカーのラインナップに、2019~2020年で大きな変化が起こっている。

 2019年末で、名機「EJ20エンジン」を搭載した最後のモデルであるスバル「WRX STI」が生産終了。そして、同じくスバルの「BRZ」が2020年7月20日で注文受付を終了することを発表している。

 さらに、前述の2台とは異なり、引き続き生産はされるものの、現行Z34型が登場したのが2008年12月1日のことなので、すでに11年が経過して苦戦している「フェアレディZ」。

 多くのファンを抱える3台ということで、BCスクープ班では次期モデルに関して情報を集めていた。今回はスポーツカーの未来に関して、新たに入手した注目情報すべてを教えよう。

※本稿は2020年4月のものです
文/ベストカー編集部
CGイラスト/ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2020年5月26日号

【画像ギャラリー】ファンが待ち焦がれる新型スポーツカーの姿を現行型と比較してチェック!!


■スバル NEW WRX STI(2021年10月デビュー予定)

 名機EJ20ターボエンジン搭載モデルが生産を終了し、先ゆきが見えなくなってきた「WRX STI」だが、次期モデルの開発は進んでいる。現在入っている情報では水平対向4気筒、2.4Lの直噴ターボユニットの搭載が有力で、そのスペックはなんと400ps/50.0kgm級だという。

 この2.4Lターボは北米市場向けのSUV「アセント」に搭載されているFA24型で、スペックは264ps/38.3kgm。このままではWRX STIのエンジンとしては力不足だが、ブロックの強度に余裕があり、400ps級のハイパワーにも対応できるという。

実に31年間も活躍してきたEJ20ターボエンジンがついに終了
その代名詞でもあったWRX STIもまったく新しく生まれ変わる

 新開発のスバルグローバルプラットフォーム(SGP)を使うことで洗練された乗り味も期待できるが、WRX STIにふさわしい過激さも欲しいところ。そのあたりはきっちりチューニングして期待に応えてくれるだろう。

 デザインは現行モデルのイメージを強く残したもの。デビュー時期は2021年秋頃という情報もあるが、2022年に入ってからになる可能性もある。

【NEW WRX STI 予想スペック】
・全長 4650×全幅 1800×全高 1470mm
・ホイールベース:2675mm
・車重:1550kg
・エンジン:水平対向4気筒、2.4L直噴ターボ (400ps/50.0kgm)
・予想価格:480万円

次期パワーユニットはFA24ターボで、400psを発生するという情報。こいつは楽しみだ!
次期パワーユニットはFA24ターボで、400psを発生するという情報。こいつは楽しみだ!

次ページは : ■トヨタ&スバル NEW 86&BRZ(2021年11月デビュー予定)

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