ホンダアクセスが手掛けるモデューロXは、ディーラーで購入できるコンプリートのワークスチューニングカーとして人気が高い。モデューロは土屋圭市氏を開発アドバイザーに迎えるなど知名度、評価とも抜群だ。
現在ステップワゴン、S660、ヴェゼル、フリードの4車種にモデューロXが設定されていて、5車種目と期待されているのがフィットモデューロXだ。
東京オートサロン2020でコンセプトカーが公開されているが、いつモデル追加されるのだろうか? スポーティグレードのRSが設定されていない現行フィットだが、それを凌駕するポテンシャルを持つモデューロXの登場を心待ちにしている人は多い。
フィットは5タイプ用意されていて、6番目のフィットとなるモデューロXの最新情報を展開していく。
【画像ギャラリー】2020年6月現在4車種に設定 モデューロXはディーラーで購入できるコンプリートワークスチューニングカー
モデューロXはディーラーで購入できるコンプリートチューニングカー
東京モーターショー2020で世界初公開され、2021年2月に正式発表・発売となったフィットは、3月に登録車販売1位になるなど、堅調な販売をマークしている。
フィットは、1.5Lのガソリンとハイブリッドのe:HEVというラインナップで、先代モデルまで設定されていたスポーティなRSは設定されていない。
フィットのスポーツモデルとして期待されているのがモデューロXだ。正式デビュー前の2020年1月に開催された東京オートサロン2020では、フィットモデューロXコンセプトという形ですでにお披露目され、2月の大阪オートメッセにも出展されていた。
ホンダ、ホンダアクセス関係者とも、市販時期については明言しなかったが、「どのようなモデルになるかはわからないが、市販化を検討している」とコメントしていた。
モデューロXは、エアロ、アルミホイールなど専用内外装パーツに加え、サスペンションを専用チューニングしたホンダアクセスが手掛けるコンプリートカーだ。
トヨタのGR、日産のNISMO、スバルのSTIなどメーカーワークスチューニングが手掛けたモデルが人気となっているなか、ホンダのそれに匹敵するのがモデューロXとなる。
ステップワゴン、ヴェゼル、S660に加えて、2020年5月にマイチェン後のフリードにも新たに設定された。足回りの専用チューニングが施されたモデューロXのハンドリング、乗り心地はかなり評価が高く、ノーマルとの差は歴然としている。
モデューロXの開発はかなり進んでいる
では、フィットモデューロXはいつ販売されるのか?
発売時期に関しては2020年5月末の時点では、販売会社の現場レベルには届いていないようだが、「フィットモデューロXは2020年秋頃から年末にかけて登場する可能性は充分にある」という。
というのは、フィットは2020年2月から販売を開始したが、本来は東京モーターショー明けに販売を開始する予定だったものの、N-WGN同様に電動パーキングブレーキの問題により発売が延期になったという経緯がある。
それゆえフリードXの開発はかなり進んでいると思われる。モデューロXコンセプトがエクステリア、インテリアの完成度からいつ市販されてもおかしくないレベルにあったことを考えると間違いない。
東京オートサロン2020の時点では、フィットの正式デビューから1年程度遅れて登場するのではないかと言われていたが、同時に公開されていたフリードモデューロXが2019年10月のマイチェン後7カ月で登場していることを考えても、年内の登場の可能性は高い。
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