■新型レガシイアウトバック/7月登場予定
次期型レガシイアウトバックは7月頃に発表、発売する方向でスケジュール調整している。すでに北米では先行して発売開始しており、同様の内容で日本仕様を投入する見込み。次世代向けの「スバルグローバルプラットフォーム」&基本コンポーネントで仕立てる。
若干サイズアップするが、基本的にはキープコンセプトでの世代交代となる。得意のインナーフレーム構造の採用で、ボディ剛性の向上と走りのポテンシャルアップを図る。
パワーユニットは現行の2.5水平対向4気筒のボクサーエンジンを、新開発の1.8Lターボに切り替える。フルタイム4WDとCVTとの組み合わせは引き継ぐ。
新型レヴォーグで採用したステレオカメラとレーザーを組み合わせて検知機能を格段に進化させた「アイサイトX」の標準装備車も設定する。
■新型カローラクロス/8月登場予定
新型カローラクロスは8月のデビューが有力。
その名のとおり現行カローラシリーズとプラットフォーム&基本コンポーネントを共用したオーソドックスなSUVシェルを採用。ヤリスクロスをひと回り大きくしたような量販型の新バージョンといえる。
パワーユニットは1.8LガソリンNAと同ハイブリッドを搭載。いずれもFFと4WDを設定し、トランスミッションはCVTとの組み合わせ。車両本体価格は240万~340万円程度に設定する。
ポジショニングはヤリスクロスとRAV4の中間に位置し、このポジションはC-HRとほぼ同じになる。
C-HRは背が低めのスタイリッシュなクーペシェルのデザインコンセプトで街乗りを主として想定したクロスオーバーコンセプトなのに対して、カローラクロスは背が高く室内や荷室スペースが広く取っているので、レジャービークル的な使い勝手を意識した仕立てとなる。
RAV4はラフロード走行色が強く4WDが中心なのに対して、ハリアーは街乗りメインの2WDメインといった分け方をしていると同様の考え方を盛り込んでいるといえる。
ただ最近のC-HRの販売は極端に落ち込み、次第に影が薄くなっているので、モデル廃止を検討しているとの見方もある。
■新型アウトランダー/2月登場予定、エクストレイル/10月登場予定
新型アウトランダーは2月、新型エクストレイルは10月頃にそれぞれフルモデルチェンジする見込み。この両モデルは次期型からプラットフォーム&基本コンポーネントを共用した姉妹車となる。
つい最近まではボディパネルは別設計としていたが、その後の検討で多くが共用すると変更になったようだ。したがって両モデルの違いは内外装のデザインと多少の味付けだけになる可能性が強い。
現行モデルではエクストレイルが、2列シート5人乗り、アウトランダーは3列シート7人乗りがガソリンNAで2列シート5人乗りのみだったのが、両モデルとも両仕様を設定することになる。
パワーユニットは、2L&2.4LガソリンNAエンジン、2.4Lエンジンを組み合わせたPHEVであるが、PHEVは2022年初めの発売になる。
エクストレイルの2Lフルハイブリッドは廃止になり、代わって1.2Lのe-POWERと2Lマイルドハイブリッドが搭載される見込みである。
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