次期クラウンSUVとセンチュリー級SUVはいったいどうなる? 噂の真相を追う!


注目のクラウンSUVはどうなるのか?

もしも現行クラウンをSUV化したらこのようなスタイルになるという例(CGイラストはベストカーが製作したもの)

2020年11月23日に公開されたトヨタイムズ「世界大会」の映像はこちら!

 それよりも次期クラウンSUV化の情報だろう。2020年11月11日、中日新聞が一報を打ち、その後読売などの大手新聞が追従した次期クラウンSUV化の記事だが、情報の出所は、トヨタのCM撮影の時とみるのが妥当だろう。

 テレビCMでもよく知られているトヨタイムズは、俳優香川照之扮する編集長がトヨタのあらゆる活動をレポート形式で伝えていく異色CM。

 そのCMはYouTubeなどオンラインでも配信されているが、2020年11月23日、トヨタイムズ「世界大会取材」のタイトルで、サブに「極秘映像を香川編集長が見た!」をつけて配信している。

 そのなかに、新型クラウンの映像が流れ、豊田章男社長が説明し、香川編集長が、「えっ!? やっちまったなあ! だからマイナーチェンジする代わりにこうするの?(中略)このクラウンすげーぞ、見ちゃったぞ!」と驚く。

 最初に香川編集長が守秘義務契約書にサインするシーンがあり、映像では香川編集長が正面にある画面を見ていて、次期クラウンが出ている箇所は「秘匿情報」としてその画面が隠されているように処理されている。

 この世界大会はトヨタの世界の社員36万人が見ているとしているが、このなかには、もうすぐ登場の次期ランドクルーザーやプリウスもあるとして制作されている。

 タイミング的に、このCM映像が制作されたのはオンエアから1〜2週間前だろうから、中日新聞の掲載時期とこのCM制作時期は符合する。

 当然、このCMが配信されることを前提にトヨタ側が意識的に流したこともあり得るわけで、CMに携わった関係者が責められることはない。

【画像ギャラリー】これが次期クラウンSUV&次期センチュリー級SUVだ! 予想CGイラストを大公開!

次期クラウン目撃情報を入手! ハリアークラスのSUVだった

GA-KプラットフォームはRAV4、ハリアーといったSUVにも使われているため、クラウンSUVに使われる可能性は高い。このCGイラストはFFプラットフォームをベースに新ジャンルクロスオーバーを提案した例(CGイラストはベストカーが製作したもの)
次期クラウンの映像を見たトヨタ社員はハリアークラスという表現をしていたという。ただサイズは全幅が1800mm以下、全長4800mm程度と現行クラウンに近いものになるという。ちなみに現行ハリアーは全長4740mm、全幅1855mm、全高1660mm

 それで36万人にものトヨタの社員が、2020年11月に実際に次期クラウンやプリウスなど目にしたとすれば、これまでデザイン情報が漏れてこないわけはない。

 実際に前出のトヨタ関係者に聞いたところ、まだ見ていないということだった。ただ見た社員はいるということで、どのあたりまで「世界大会」の映像を見たのかは不明だ。トヨタ社長が英語で話していることから、世界に配信されたことは間違いないし、日本ではある程度の職制以上だったのかはわからない。

 実際に見た社員に話を聞くと、ハリアークラスという表現をしていたという。デザインも最近のカローラやヤリスと同様、世界に通用するものでこれまでのクラウンのイメージとは全く異なる。

 ただクラウンらしいのはサイズで、全幅が1800mm以下、全長4800mm程度と、現行クラウンに近いものだ。これが営業からの強い要望だという。

 2020年12月10日売りのベストカー本誌2021年1月10日号では、3タイプの「次期クラウン」について予想しているが、これまでのFRを捨てFFベースになることを指摘している。

 現行クラウンはGA-Lプラットフォームのナロー版を使っているが、レクサスLS/LCなどに使う大型FR用のGA-Lプラットフォームを今後強化される側突対応などにより全幅1800mm以下とするのは難しく、クラウン専用プラットフォームを別に開発しなければいけない。

FRのクラウンに対し、カムリはFF。ボディサイズは全長4910mm、全幅1840mm、全高1445mm。全長はクラウンと同じでホイールベースは2825mmとクラウンより95mm短い

 今後プラットフォームを整理統合していくトヨタとしては、この選択肢の可能性は少ない。そこで予想されるのはカムリなどに使われるGA-Kプラットフォームだ。

 カムリのサイズは全長4910mm、全幅1840mm、全高1445mmで、全長は現行クラウンと同じ。ホイールベースは2825mmでクラウンより95mm短いが、エンジン横置きのFFのため、室内空間はFRのクラウンより広い。 

 このGA-KプラットフォームはRAV4、ハリアーといったSUVにも使われているため、クラウンSUVに使われる可能性は高い。中日新聞の報道も次期型クラウンはハイランダーのプラットフォームを活用したSUVになる、と伝えている。 

 現時点でわかっている次期クラウンの情報はここまで。近いうちにさらなる目撃情報を集め、より具体的なデザインをお見せすることを約束したいと思う。市販が予定される2023年を期待して待ちたい!

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