■9月 注目のハイブリッドは2年後に追加! トヨタ『ランクル300』
世界最強の信頼性を誇るトヨタSUVシリーズのフラッグシップ『ランドクルーザー』は2021年9月にも、新型の「300系」へとフルモデルチェンジする予定だ。
14年ぶりのモデルチェンジとなる新型は、伝統のラダーフレームやランクルらしいフォルムを守りながら大幅にモダナイズされ、シャシーなどには最新のTNGAによる開発技術が投入される。
パワーユニットは、現行型の4.6L V8エンジンを廃し、新型では3.5L V6ガソリンターボと、同V6ガソリンターボハイブリッドの2本立てとなる。注目のハイブリッドは、システムがトヨタ定番のTHSとは異なる1モーター式を採用するというのが最新の情報。10速ATにモーターを組み合わせた新機構で、重量級のランクルにはこちらがTHSよりも適していると思われる。ただし、このハイブリッド車は2年ほど遅れての登場となりそう。
また新型には“GRスポーツ”も用意される予定だ。
■9月 デザインも中身もプレミアムに進化! マツダ『NEWマツダ2』
2019年にデミオから改名した『マツダ2』は、現行型の登場から7年を迎える2021年9月にフルモデルチェンジする。
新型は2019年登場の『マツダ3』から始まったマツダ第7世代商品群のひとつになり、さらに進化したSKYACTIV技術を採用。最大の注目はパワーユニットで、3気筒のSKYACTIV-Xエンジンを新たに搭載。このエンジンがトップモデル用となり、1.5Lディーゼルターボ、1.5Lガソリンエンジンを継続して設定する。
また新型はエクステリアもマツダ3から採用の魂動デザインフェイズ2へと進化。2022年にはロータリーエンジンによるレンジエクステンダーEVを搭載する可能性もある。
■9月 タイ生産のカローラSUVを日本にも導入 トヨタ『カローラクロス』
2020年7月にタイで発表、発売されたカローラシリーズのSUV『カローラクロス』が日本にも投入されることになりそうだ。トヨタには同クラスのSUVに『C-HR』があるため、最近販売が低調気味のC-HRに代わって導入されるという情報もあるが、カローラクロスの日本デビューは2021年秋頃になる見込み。
スタイルは見てのとおり、切れ長のヘッドライトがカローラシリーズをイメージさせるが、大きなフロントグリルや膨らみを持たせたフェンダーまわりなどによる力強い造形が特徴となっている。
そのボディの骨格には、カローラシリーズと同じTNGAプラットフォームを採用。リアサスペンションは、カローラセダンなどがマルチリンクを採用するのに対し、カローラクロスはトーションビームとなるが、柔らかいブッシュを採用し、快適な乗り心地を実現しているという。
パワーユニットは、1.8Lガソリンエンジンと、1.8Lハイブリッドの2本立て。ただし、日本向け仕様ではハイブリッドのみのラインナップになる可能性もある。
■9月 カローラのエボはHBとワゴンで登場! トヨタ『カローラスポーツ&ツーリングGRMN』
以前のスクープ情報ではトヨタ『カローラ』の「GTI」や「GT-FOUR」としてお伝えしていた時期もあったが、その『カローラスポーツ』と『カローラツーリング』のハイパフォーマンスモデルがコレ。
ネーミングは「GRMN」ということでもおわかりのとおり、GR開発チームがトータルコーディネートする仕様で、GRの手による1.6Lの直列3気筒ターボを搭載した4WDスポーツとして登場する。
1.6Lターボは『GRヤリス』と基本的には共通のもので、272ps/37.7kgmを発揮。トランスミッションは6速MTを採用し、4WDもGRヤリスと同じく4WDモードスイッチによって前後のトルク配分を可変できる機構を装備するシステム「GR-FOUR」が組み合わされる。
デビューは2021年9月と予想。VWの『ゴルフGTI』や『ゴルフRヴァリアント』のようなホットモデルとして注目だ!
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