■12月 スバル初のクーペSUV スバル『アドレナリン』
『アドレナリン』はスバル初のクーペSUVで、全長4490×全幅1830×全高1620mmというミドルクラスSUVとして新規投入。
エンジンは2Lのe-BOXERと1.8Lターボとなる。スバル・グローバル・プラットフォーム(SGP)の採用により走りにも期待できる。
■12月 標準とカスタムで勝負! トヨタ『NEWノア』
全店全車扱いに切り替えたトヨタは、今後兄弟車の車種整理を推進していく。そのなかで『ノア』『ヴォクシー』『エスクァイア』の動向に注目が集まっているなか、トヨタとしては、最初に登場した『ノア』を残したい意向にあるようだ。
しかし、スポーティでワイルドなヴォクシーはノアよりも売れているし、高級感を纏ったエスクァイアも一定の需要があるため捨てがたい。
そこで新型ノアは、標準タイプとヴォクシーとエスクァイアのキャラクターを盛り込んだカスタムの2本立てで登場することになる。
これはすでにタンクを統合したルーミーで実践ずみ。エクステリアデザインはキープコンセプトで、標準タイプは5ナンバー、カスタムは3ナンバー専用ボディが与えられる。
パワーユニットの注目点は、ダイナミックフォースエンジンに変更される点で、ハイブリッドは1.8Lから2Lに変更される。
またTNGA(GA-C)の採用により、現行で指摘されているライバルより劣る操安性を改善する。価格は260万~350万円で、現行からほぼ据え置きと予想している。
■12月 ジムニーの独壇場に果敢に挑む ダイハツ『新型軽SUV』
ダイハツは軽SUVの『タフト』の販売が好調だが、タフトはオンロード志向のいわばスズキ『ハスラー』の対抗馬。それに対し、新型軽SUVは、ジムニー対抗馬として、本格オフロード性能が与えられている。
ジムニーがFRベースで、ラダーフレームを頑なに採用しているのに対し、新型SUVはFFベースで、ダイハツの新世代プラットフォームのDNGAを採用することによって、オンロードでの快適性を向上させることを狙っている。
4WDシステムは、走破性に優れたロッキーの「ダイナミックコントロール4WD」または、それに近い電子制御4WDが与えられる。
エクステリアはタフトと共通するスクエア基調で、大径タイヤを組み合わせることで力強さ、タフさが強調される。
車名については、ダイハツは『ロッキー』『タフト』と立て続けに車名を復活させたこともあり、『ラガー』となる可能性も充分にあるだろう。
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