トヨタ 勝負の2022年新車攻勢とHV戦略全情報 どうなる新型ノア&86&新SUV


 今後3年間のトヨタ&レクサスのニューモデル戦略を紐解く本企画。

 3本企画の第2弾となる今回は来年2022年に登場が目されるニューモデル、そして今後のハイブリッド車の進化、そして変化についてだ。

 ベストカーの取材班が調べ尽くしたすべての情報を大放出!

●全3回で扱う各トピック
・【1/5月1日公開】トヨタ 盤石の2021年新車攻勢とSUV戦略全情報 どうなる新型ランクル&クラウンSUV →こちら
・【2/本記事】トヨタ 勝負の2022年新車攻勢とHV戦略全情報 どうなる新型ノア&86&新SUV
・【3/5月3日更新予定】トヨタ 本命次期プリウス登場 2023年新車攻勢とEV戦略全情報 スポーツモデルの未来は?? →こちら

※本稿は2021年3月のものです。新型車の登場時期予想はベストカー調べ
文/ベストカー編集部、写真/TOYOTA 予想CG/ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2021年4月26日号

【画像ギャラリー】ひょっとして大豊作!? 2022年期待のトヨタニューモデルをギャラリーでチェック!


■2022年 トヨタの注目モデルたち

 トヨタにとって2022年はミニバンの年。ノア、アルファードという日本屈指の人気ミニバンが相次いでモデルチェンジを果たす。

 チャンネル制をなくし、販売店全店で全トヨタ車を扱うようになったため、兄弟車がなくなりノア、アルファードともに一本化。

 ただし、両車ともにカスタムモデルも用意される。

 新型86も2022年。BRZとの差別化のため開発に時間を費やしているという情報だ。

●トヨタ 新型ノア&ノアカスタム(2022年1月登場予定)…ノアに一本化するものの、ヴォクシーユーザーを狙ってカスタムも用意。1.8Lハイブリッドだ。

トヨタ 新型ノア&ノアカスタム(2022年1月登場予定・画像はベストカー編集部による予想CG)
【ノアのライバルとなるのは?】ライバルの日産セレナはひと足早く今年秋デビュー予想。進化型e-POWERを搭載する(画像はベストカー編集部による予想CG)

●トヨタ&スバル 共同開発SUVタイプEV(2022年11月登場予定)…e-TNGAを採用する初めてのEVとなる。Cセグのジャストサイズでデザインも斬新。ここからトヨタのEV攻勢が始まる

トヨタ&スバル 共同開発SUVタイプEV(2022年11月登場予定・画像はベストカー編集部による予想CG)
先ごろ閉幕した(2021年4月30日)上海モータショーで発表された新EVシリーズ「TOYOTA bZ(ビーズィー)」のコンセプトモデル「TOYOTA bZ4X」。情報を総合すると、これが上記SUVのプロトタイプ、ということでいいようだ
【ライバルとなるのは?】サイズ的にはマツダMX-30EVが競合する。前輪駆動しかないため、トヨタ&スバルは4WDの優位性をアピール

●トヨタ 新型86(2022年2月登場予定)…BRZとの差別化が豊田社長の至上命令。そのための開発に時間をかけており、BRZより登場は少し遅れて来年2月となる。

トヨタ 新型86(2022年2月登場予定・画像はベストカー編集部による予想CG)
【新型86のライバルとなるのは?】コンパクトなFRスポーツといえばほかにロードスターしかない。2022年は現行型が健在だ

■トヨタの2021-2023年 ハイブリッドの進化と変化はどうなる?

 欧米勢のEVシフトが鮮明となっている今、トヨタが得意とするハイブリッドをどうするかも重要なポイントだ。

 トヨタは仕向地別に最適なパワーユニットを用意するべくガソリン、ディーゼル、ハイブリッド、PHV、EV、さらにはFCV(燃料電池)と、おおよそ考えられるパワーユニットをすべて揃えているメーカーだ。当然、ハイブリッドも進化を止めることはない。

 ただし、CO2削減(=燃費向上)のキモになるのは、ハイブリッドシステムよりもベースエンジンの効率アップ。トヨタは2030年にタンクtoホイール(走行時のみ)でのCO2排出量を2010年比マイナス35%以上とする必達目標を掲げており、2019年時点でマイナス22%を達成している。

 EV、FCVはCO2削減に有効だが、コスト、使い勝手など普及させるには現実的な課題も多い。やはりハイブリッドの燃費をさらに向上させることが重要だ。

 2017年登場のカムリから採用が始まったダイナミックフォースエンジンはその中核となる技術。登場時には熱効率40%超えを謳っていたが、今や50%を現実的な目標にしている時代。

 ダイナミックフォースエンジンも公式には発表していないが進化しているのは確実で、それはヤリスの驚異的な燃費性能を見てもわかるとおりだ。

昨年ベストカーが行った実燃費テストで40.0km/Lという異次元と言っていい燃費を発揮したヤリスハイブリッド(郊外モード)

 トヨタのハイブリッドはベースエンジンの効率アップでさらに燃費性能を向上させるとともに、スポーツ型、ハイパワー型など目的に応じたチューニングも施していくと公表している。

 ハイブリッドで戦い続けるWEC(世界耐久選手権)の知見が大いに活かされるということ。THS(トヨタハイブリッドシステム)はまだまだ進化していく。

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