新型ノア最終確定! 盤石トヨタの2022~2023戦略を追え!

■トヨタ 新型プリウス(2022年12月登場予定)

 そのプリウスは来年12月にフルモデルチェンジの計画だ。最新技術をフル搭載するのがプリウスの流儀。

 当然ベースとしてバイポーラ電池による1.8Lハイブリッド&PHEVはあるのだが、トピックスとして挙げられるのが水素燃焼エンジンを組み合わせたPHEVの存在。

トヨタ 新型プリウス(2022年12月登場予定)。PHEVに加えて水素燃焼PHEVも用意!?(画像はベストカー編集部による予想CG)
トヨタ 新型プリウス(2022年12月登場予定)。PHEVに加えて水素燃焼PHEVも用意!?(画像はベストカー編集部による予想CG)

 水素燃焼エンジンは、トヨタが推し進める、まさに「戦略的」パワートレーン。プリウスの使命は燃費リーダーだったが、来年12月に登場予定の5代目プリウスは、燃費という言葉だけではなく、さらに範囲を拡大した「カーボンニュートラル」をキーワードとする戦略的モデルになる。水素燃焼エンジンの開発にはもう少し時間が必要とのことで、2023年以降に追加されることになる。

●ここがポイント!

 燃費リーダーを突き進んでいた歴代プリウスだが、来年12月にモデルチェンジが計画される5代目は、さらに「カーボンニュートラル」のリーダーカーとして突き進むことになる。このエクステリアは、スクープ班が掴んでいる最終確定版。1.8Lハイブリッドに加え、2023年には水素燃焼エンジンによるPHEVを追加。

■トヨタ 新型ランドクルーザープラド(2022年8月登場予定)

 話は前後するが、来年8月にはランクルプラドがフルモデルチェンジの計画。

 先日ひと足先にランクル300が登場したが、より豪華に進化した300に対し、プラドも上質感を高めつつも、定評のある悪路走破性、タフネス性に一層の磨きをかけてくる。

トヨタ 新型ランドクルーザープラド(2022年8月登場予定)。さらにタフさに磨きをかける!(画像はベストカー編集部による予想CG)
トヨタ 新型ランドクルーザープラド(2022年8月登場予定)。さらにタフさに磨きをかける!(画像はベストカー編集部による予想CG)

 引き続き強靭なラダーフレームを採用するが、TNGAの設計思想を盛り込んだ新開発。エンジンは300にも搭載されているV6、3.3Lディーゼルターボ(309ps/71.4kgm)を搭載する。

●トヨタ 新型ランドクルーザープラドここがポイント!

 フルサイズクロカンSUVのランドクルーザー300に対し、全長4850mm前後で全幅も1850mm程度のプラドは国内の山道でも取り回し性に優れ、実用性を重視するユーザーから高い支持を得ている。

 5代目となる次期型でもそのコンセプトは踏襲され、頑強なラダーフレーム、フロントダブルウィッシュボーン/リアリジッドアクスルの基本骨格は大幅に改良されて受け継がれる。

 エンジンはランクル300に搭載されるV6、3.3Lディーゼルターボ(309ps/71.4kgm)。ガソリンエンジンの搭載は未確定。

新開発されたV6、3.3Lディーゼルターボエンジン。最高出力306ps、最大トルク71.4kgm
新開発されたV6、3.3Lディーゼルターボエンジン。最高出力306ps、最大トルク71.4kgm
V6、3.5Lガソリンエンジンの搭載は未定だ
V6、3.5Lガソリンエンジンの搭載は未定だ

■トヨタ 新型アルファード(2022年12月登場予定)

 現行モデルの登場から6年が経過するのに、相変わらず月販1万台前後で販売トップ3常連のアルファード。

 当然モデルチェンジには慎重で、基本的にはキープコンセプトで、人気の要因となる迫力のフロントマスク、そして居住性に優れた室内空間をさらに磨きをかける。

トヨタ 新型アルファード(2022年12月登場予定)。キープコンセプトながらさらに上質志向へ。フロントマスクはさらに迫力を増す。サイズは4960×1880×1940mm程度
トヨタ 新型アルファード(2022年12月登場予定)。キープコンセプトながらさらに上質志向へ。フロントマスクはさらに迫力を増す。サイズは4960×1880×1940mm程度

 プラットフォームはRAV4、ハリアーなどで高い評価を得ているGA-Kがベースで、輸出仕様のハイランダー、クラウンクロスなどにも展開される大型重量級用がベース。パワートレーンは2.5Lハイブリッドを主軸としながら、V6、3.5Lのリプレイスとして新開発の直4、2.4Lターボが搭載されることになる。

●トヨタ 新型アルファード ここがポイント!

 現行型ではアルファードとヴェルファイアの2本立てだが、販売的にはアルファードが月販1万台前後を維持するのに対しヴェルファイアは500台前後と大きな差があり、次期型では人気のアルファード顔をより強調して一本化。

 輸出仕様ハイランダーなどに使用されるGA-Kプラットフォームをベースに新開発。2.5Lハイブリッドに加え、新開発直4、2.4Lターボを搭載予定。

TNGAプラットフォームで低重心化。2.5Lハイブリッドに加え、新開発直4、2.4Lターボも搭載される
TNGAプラットフォームで低重心化。2.5Lハイブリッドに加え、新開発直4、2.4Lターボも搭載される

 このほか、カローラスポーツGRなどもスタンバイしており、来年~2023年にかけてのトヨタニューモデルは熱い!

次ページは : ■トヨタ カローラスポーツGR(2022年8月登場予定)

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