■ダイハツ、ミライースは今後どうなるのか?
ダイハツの軽自動車における電動化の行方が注目されます。ライバルモデルのスズキアルトは新型でマイルドハイブリッドを採用し、上級化によって対応しています。
いっぽう、ダイハツのスタンスはどうか? 今のところ「他社と同じマイルドハイブリッドによる追随はしない」とのスタンスで臨んでいます。
技術的にはロッキーのようなエンジンを発電に使うシリーズハイブリッドが有力ですが、低価格&低燃費を売りにしているミライースにはコスト面で無理がありそうです。かといって、ほかの電動化技術は見当たらないのが事実です。
もしかしたらミライースは電動化に対応せず、いずれはモデル廃止を決断することになるかも知れません。
■トヨタ、新型ノア/ヴォクシーの予約受注は好調!
トヨタは2022年1月13日に発表、発売する新型ノア/ヴォクシーの事前の予約受付を12月8日に開始しました。
滑り出しの予約受注は好調で、12月上旬時点の納期は2022年4月と、早くも4カ月以上の納車待ちとなっています。
ノアとヴォクシーの予約台数は、ほぼ同程度となっています。両シリーズを合わせて月販1万台以上の販売台数を目指していますが、その初速は1万5000台規模と当初の予定よりも大幅な増加になりそうです。
なお納期が2022年4月以降となるのは、新型ノア/ヴォクシーの人気が高いだけでなく、サプライヤーからの半導体を中心とした部品供給の遅れが完全に解消されていないことも影響しているようです。
■日産の電動化はe-POWERなど3本立てで対応
日産は2035年に向けての国内向け乗用車の電動化について、e-POWER、マイルドハイブリッド、電気自動車の3本立てで臨む方針のようです。
現行モデルで採用している1モーターによるストロングハイブリッドは廃止し、基本的にはシリーズハイブリッドのe-POWERに置き換える見通しです。
2025年までの中期計画ではe-POWERと電気自動車を5車種ずつ、合わせて10車種の電動車を投入することを明らかにしていましたが、以降の長期計画ではこれを大幅に拡大して電動化を進めることになります。
マイルドハイブリッドは現在、軽自動車やセレナなどのミニバンに搭載されていますが、今後は軽自動車が中心になり、登録車はe-POWERに切り替えられる可能性があります。
■ホンダ、現行ステップワゴンの在庫は販売店各社でまちまち
2022年4月の発売が予定されている新型ステップワゴン。
その現行モデルはこの11月いっぱいでオーダーストップになり、在庫一掃セールに入っていますが、在庫の数、グレード、ボディカラーなどは扱い店によってまちまちです。
同じ販社でも店舗によって差がありますので、欲しいグレードやボディカラーがない場合は、足を使って可能な限り多くの店舗を回って、希望する買い得モデルを探す必要がある状況です。
それでも年内に売り切る店舗が続出しそうです。
■2022年のスバル新型車はインプレッサ&XVの世代交代!?
スバルの2022年における新型車はインプレッサ&XVの世代交代と新型電気自動車の発売が有力となっています。
インプレッサ&XVは2022年夏と年末に投入。スバルグローバルプラットフォームの改良型を採用し、クォリティアップ、安全性強化、走りのポテンシャルアップを図ります。
ボディは得意のインナーフレーム構造で仕立てます。安全性はアイサイトXの標準装備車を設定します。
電気自動車は夏頃の発売予定です。トヨタとの共同開発によるクロスオーバーSUVテイストの小型車で、航続距離は530km程度を目指して開発を進めています。
コメント
コメントの使い方