■大幅改良が可能性としては高いが
まずは大幅改良という可能性だ。GR86はこれまでも改良が実施され現在「B型」と呼ばれるモデルが販売されていた。
つまりGR86は徐々に進化や熟成を遂げるスポーツカーであり、当然ながらA型→B型の切り替え時にも受注停止は発生していた。こう考えると今回の騒動は、C型の登場を前に受注数と生産数の兼ね合いで「現行のB型の受注を止めた」と見る向きが自然だろう。
いっぽうで少し残念なシナリオも考える必要がある。それが2023年での生産終了について。トヨタは今回は回答できないとのことだったが、もちろんGR86に限らず、トヨタが今後のラインナップ予定についてどのような動きがあるかハッキリ説明することはない。
とはいえ肯定もしていないが否定もしていない状況だからどのようになるかは分からない。ただトヨタはGR86をはじめ、純内燃機関のスポーツモデルを出すためにもさまざまな規制をクリアすべくこれまで努力をしてきた会社だ。
わずか2年足らずでGR86がなくなるとはビジネス的に考えてもまずあり得ない。小改良でC型が登場する、そして今後の新型登場など明るいニュースの続報をまちたい。
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