■それでも高いが必死の値下げ300万円台で発売予定!!
非常に魅力的な存在であるヤリスGR、気になるのはその登場時期と価格だ。登場時期は、ベースとなるヤリスがデビューしてから、ちょうど1年後の2020年秋頃という情報が入っている。
そして価格はトヨタに近い関係者の口から、「モータースポーツ参戦を考えているユーザーのための、ベーシックなグレードは安く設定して320万円程度。モデルとしての平均的な価格は380万円程度になりそうだ」という情報が寄せられている。
かつてのヴィッツGRMNが212psの出力で400万円だったことを考えると、かなりのバーゲンプライスに感じるが、これは両車の成り立ちの違いによるところが大きい。
ヴィッツGRMNが、日本には設定されていない3ドアモデルをベースに製作されたのに対し、ヤリスGRはベースのヤリスの段階から、3ドアのハイパワーモデルを想定して開発が進められている。そこがリーズナブルな価格を実現できる理由だ。
とはいえ製作に手間がかかるのは変わりがなく、さほど多く生産できるモデルでもないため、気になるユーザーは今後の動向を注視し、正式発表となったら早めに動いたほうがいい。ヤリスGRが限定モデルとなるかどうかの情報は現状入ってきていないが、そうなってもおかしくないほどの内容だ。
トヨタのWRCにかける意気込みと技術、そのふたつをかつてないほど濃厚に味わうことができるヤリスGR。まずは来秋に向け購入資金の調達に動くことをおすすめしたい。こういったクルマを入手できるチャンスは、そう何度も巡ってくるものではない。
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