マツダは3月5日(火)から順次、全国のマツダ販売店にて4月発表、5月発売する予定の「新型MAZDA3(アクセラの後継モデル)」の事前予約受付をスタートさせた。
正式発表日は4月13日、発売は5月24日を予定している。
ボディタイプは、従来のアクセラと同じで5ドアハッチバックと4ドアセダンの2タイプ構成。外観デザインはすでに北米仕様が公開されているが、キャラクターラインを排し、シルエットの美しさを強調したデザインになっている。
現在、各マツダ販売店には簡単な諸元表と予定価格表、営業マン用の簡易資料が配布されているが、今回その資料に基づいて見積もりを取ってきたので、以下、レポートをお届けしたい。
文:遠藤徹
■注目の新技術SKYACTIV-Xは10月に追加設定
新型MAZDA3のボディサイズは、アクセラに比べると全幅が同じで全長は短く、全高は引き下げている。ホイールベースは20mm延長。
パワーユニットはガソリンが1.5&2.0L、クリーンディーゼルは1.8L、これに新開発の「SKYACTIV-X(圧縮着火式ガソリンエンジン)」グレードが用意されるが、こちらは2019年10月の発売となる。
今回、事前の予約を受付開始したのは1.5&2.0Lガソリン、1.8ディーゼルのみで、SKYACTIV-X仕様の予約開始は7月頃からになる見込み。
セダンとハッチバックは基本的には同価格だが、1.5Lガソリン仕様はハッチバックのみの設定。駆動方式はFFと4WDが用意され、2Lガソリン仕様はFF仕様のみで、それ以外は両方を設定する。トランスミッションは1.5Lガソリンが6MTと6AT、ほかは6ATのみの設定となる。
ボディカラーは、ソウルレッドクリスタルメタリック、ポリメタルグレーメタリック、エターナルブルーマイカ、チタニウムブラックマイカ、ジェットブラックマイカ、ソニックシルバーメタリック、ディープクリスタルマイカ、スノーブレイクホワイトパールマイカの8色。
シート色はピュアホワイト、クロマブラック、パフォーレシャーレット、ブラック/チャコールの4色が組み合わされる。
安全対策&装備は、従来のデバイスに加えて、検知機能を人や標識まで拡大するのをはじめ、後進時スマートブレーキサポート、眠気防止のドライバーモニタリング、高速道路でのクルージング&トラックサポートなどを標準装着やメーカーオプションで設定。ナビは従来の7インチに加えて8.8インチを採用。
車両本体価格は従来アクセラに比べて平均10万円程度のアップとなる。
1.8Lディーゼルは2Lガソリンに比べて30万円程度高い。7月から予約開始、10月頃から発売となるSKYACTIV-Xは2Lガソリン仕様に対して50~70万円高い設定となる。
また、4WD車は2WD車に対して20万円強高い。5ドアハッチバックとセダンは同一エンジンだと同価格。15の6MTと6ATも同じ。
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