新型センチュリーSUVの発売は2023年9月濃厚! 世界を震撼させるトヨタの超高級フラッグシップSUVの中身とは

■世界最高峰の超高級SUV、ロールスロイスカリナンが最大のライバル

ボディサイズは全長5340×全幅2000×全高1835mm、ホイールベースは3295mm。価格は4258万円
ボディサイズは全長5340×全幅2000×全高1835mm、ホイールベースは3295mm。価格は4258万円

 ショーファードリブンの超高級SUVとして、ライバルに挙がってくるのは、ロールスロイスカリナンやベントレーベンテイガを筆頭に、メルセデスベンツGクラスといった2000万~3000万円級の、SUVのヒエラルキーの頂点に座る超高級SUVたちだろう。

 センチュリーSUVの最大のライバルとなるであろうカリナンはファントムをベースにしたスペースフレーム構造を持ち、駆動方式は当然4WD。ホイールベースはファントムの3552mmから3295mmへ短縮し、車重はファントムの2560kgに対し、カリナンは100kg重い2660kgとしている。

 ロールスロイスカリナンのボディサイズは、全長5340×全幅2000×全高1835mm、ホイールベースは3295mmと、センチュリーSUVの予想ボディサイズ、全長5200×全幅1950×全高1750mm、ホイールベースを3000mmよりもさらにひと回り大きい。

ロールスロイスには「スピリット。オブ・エクスタシー」のマスコットがそびえたつ
ロールスロイスには「スピリット。オブ・エクスタシー」のマスコットがそびえたつ

 ロールスロイスカリナンのフロントマスクは、「スピリット・オブ・エクスタシー」のマスコットにまるでパルテノン神殿のようなグリルで、格調の高さは随一。

 しかし、ニッポンのセンチュリーも負けてはいない。伝説上の瑞鳥(ずいちょう・めでたいことが起こる前兆とされる鳥)である「鳳凰」をエンブレムに、フロントグリル奥には精微な七宝模様を散りばめている。

センチュリーのグリルには平等院でお馴じみの鳳凰のエンブレムが取り付けられている
センチュリーのグリルには平等院でお馴じみの鳳凰のエンブレムが取り付けられている

 またボディカラーは、漆黒感を高める黒染料入りのカラークリアなど7層もの塗装に、「水研ぎ」や「鏡面仕上げ」などの研ぎと磨きを加えて究極の平滑と艶を得るエターナルブラック・神威(かむい)を採り入れるなど、日本の文化や匠の技術を投入しているが、センチュリーSUVもそれに準じて格調高い超高級SUVに仕立てられるという。

次ページは : ■パワートレインは3.5L、V6+モーター

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

マツダ6、実は水面下で開発が続いていた!? 注目新車情報、グッズが当たるアンケートも展開「ベストカー4月26日号」

マツダ6、実は水面下で開発が続いていた!? 注目新車情報、グッズが当たるアンケートも展開「ベストカー4月26日号」

終売が報じられたマツダ6はこのまま終わるのか? 否!! 次期型は和製BMW3シリーズといえるような魅力度を増して帰ってくる!? 注目情報マシマシなベストカー4月26日号、発売中!