新型ヴェルファイアだけターボ設定! アルファードよりヴェルファイアのほうがだんぜんよくない!?

■アルファードとヴェルファイアのキャラの違い

新型ヴェルファイアの予想CGイラスト(ベストカーが制作したもの)
新型ヴェルファイアの予想CGイラスト(ベストカーが制作したもの)

 新型40系アルファードとヴェルファイアの位置づけは、アルファードはショーファードリブンカー、ヴェルファイアはスポーティなドライバーズカーとなるそうだ。

 それを象徴するのが、ヴェルファイアだけに設定された2.4L、直4ガソリンエンジンの存在。20系の時は、圧倒的にヴェルファイアのほうが人気だったが、現行30系では一転してアルファード独壇場となっていた。

 そうしたことから一時はヴェルファイア消滅という噂も流れたが、ヴェルファイアだけターボを搭載することで、ヴェルファイアの返り咲きを狙っているのではないだろうか。

 ここで、現在わかっている新型アルファード&ヴェルファイアのパワートレインを紹介していこう。現行の3.5L、V6エンジンが廃止され、2.5Lハイブリッドは2AR-FXE型から、クラウンクロスオーバーやカムリ、レクサスES、NX350hなどに搭載されているA25A-FXS型2.4L、ハイブリッドの新世代ダイナミックフォースエンジンに切り替わる。

 ガソリンエンジンの2AR-FE型の2.5L、NA(自然吸気)ユニットは先代から引き続き採用され、アルファードのみの設定。

 さて、ヴェルファイアのターボエンジンはどうか? Zプレミアに設定される、T24A-FTS型2.4L、直4ターボエンジンは、レクサスNX350に搭載されており、クラウンクロスオーバー(こちらはハイブリッド)でお馴じみの直噴ツインスクロールターボのダイナミックフォースエンジンだ。トランスミッションは、ターボモデルのみ8速AT、そのほかはCVTを組み合わせる。

 走りのミニバンというキャラクターを強調するべく、2.4L、直4ターボ搭載のヴェルファイアのみ、パドルシフトが付くほか、19インチホイールが標準装備となる。

 トヨタは明らかにヴェルファイアに力を入れているのがわかる。ターボのヴェルファイア、どんな走りをみせてくれるのか、非常に楽しみだ。

■新型アルファードのグレード体系
●2.5Lハイブリッド(A25A-FXS型)
190ps/243Nm+120ps/202Nm。4WDはリアモーター54ps/121Nm
・エグゼクティブラウンジ(2WD/E-FOUR)
・Zプレミア(2WD/E-FOUR)
・G“サイドリフトアップシート(2WD/E-FOUR)
●2.5Lガソリン(2AR-FE型)
182ps/235Nm
・Z(2WD/4WD)
・G“サイドリフトアップシート”(2WD/E-FOUR)
■新型ヴェルファイアのグレード体系
●2.5Lハイブリッド(A25A-FXS型)
190ps/243Nm+120ps/202Nm。4WDはリアモーター54ps/121Nm
・エグゼクティブブラウンジ(2WD/E-FOUR)
・Zプレミア(2WD/E-FOUR)
●2.4Lターボ(T24A-FTS型)
279ps/430Nm
・Zプレミア(2WD/4WD)

※ディーラー調べ。グレードは確定情報ではありません

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