2024年エスティマがBEVで復活か!? オデッセイとエルグランドとともにアルファード追撃開始! 今わかっている情報すべて

2024年エスティマがBEVで復活か!? オデッセイとエルグランドとともにアルファード追撃開始! 今わかっている情報すべて

 2023年4月7日、ホンダは2021年末に販売を中止していたオデッセイを約2年ぶりに再販売することを発表した。2023年は6月に新型アルファード、年内には新型エルグランドが登場予定となっているが、かつて攻勢を誇ったエスティマも復活するという情報が入ってきている。新型エスティマの今わかっている情報すべてをお伝えしていこう。

文/ベストカーWeb編集部、写真/ベストカーWeb編集部、CGイラスト/ベストカー編集部が制作したもの

■今年は高級ミニバン戦争が勃発!

2023年冬に再販売が決定したオデッセイ
2023年冬に再販売が決定したオデッセイ

 既報の通り、ホンダは2023年4月7日、約2年ぶりにオデッセイの再販売を開始すると発表した。6月7日には新型アルファード&ヴェルファイアが登場予定で、年内には、エルグランドがフルモデルチェンジする予定。

 となれば俄然、注目を集めるのは、エスティマの動向だろう。

 エスティマが廃止されたのは、2019年10月、2020年5月に行われたトヨタの販売チャンネル統合を見据えた車種整理によるものだった。残念ながら2020年3月末をもって販売終了した。

 3代目エスティマの最終モデルは2006年1月に登場し、13年というロングセラーモデルだった。

2019年10月に生産が終了した最終型エスティマ。ラージクラスミニバンはアルファードが一人勝ちを続けているが、今このエスティマを見ると全高は1745mmと、アルファードの1935~1950mmと比べると約200mmも背が低くスタイリッシュ
2019年10月に生産が終了した最終型エスティマ。ラージクラスミニバンはアルファードが一人勝ちを続けているが、今このエスティマを見ると全高は1745mmと、アルファードの1935~1950mmと比べると約200mmも背が低くスタイリッシュ

 RAV4などと共通の新MCプラットフォームを採用しているが、リアは専用設計となった。外観デザインは先代モデルのアップグレードだが、ルーフが浮いているように見える「フローティングルーフ」を採用。

 搭載するパワートレインは最高出力280psを発生する3.5L、V6のほか、2.4L、直4そして2.4L、直4エンジン+モーターのハイブリッドの3種類。

 マイナーチェンジは2008年12月、2012年5月、そして2016年6月に行い、2016年6月のマイナーチェンジでは、衝突回避支援パッケージの「トヨタセーフティセンスC」を全車に標準装備し、安全性を向上させた。

 その一方で、3.5L、V6エンジンを廃止し、グレードもアエラスに1本化されるなどモデルの統廃合を行った。

 かつてミニバンカテゴリーは、背の高いワンボックス型ミニバンと、背の低い乗用車ミニバンの二極化となっていた。

 しかし、時代とともにワンボックス型ミニバンが席捲、背の低い乗用ミニバンは衰退していった。

 ワンボックス型ミニバンは、ラージクラスではアルファード&ヴェルファイアがエルグランド、エリシオンを圧倒し、エリシオンを生産終了に追い込んだ。

 背の高い5ナンバーミニバンではノア&ヴォクシー、ステップワゴン、セレナの三つ巴決戦が今でも続いており、これにシエンタ、フリード、さらにハイトワゴンのルーミー/トールが人気となっている。

次ページは : ■なぜトヨタはエスティマを廃止したのか?

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