初代からヨーロッパでの展開も視野に入れて開発されたレクサス IS。ヨーロッパの強敵たちとの競合はまだまだ続きそうだ。新型はついにBEVに生まれ変わり、シャープなワゴンスタイルも追加して2025年に登場する!?
※本稿は2023年8月のものです
文、予想CG/ベストカー編集部、写真/ベストカー編集部、トヨタ、FavCars.com
初出:『ベストカー』2023年9月26日号
■セダン&シューティングブレークの2タイプ体制に!!
欧州プレミアムブランドとの勝負に挑む次期ISはBEVに生まれ変わる。
デザインは、2021年に公開されたレクサスエレクトリファイドセダンで、BEVのSUVですでに採用しているスピンドルボディが与えられる。ワゴンも設定され、シューティングブレーク的なスタイリッシュなフォルムをまとっての登場となる。
■新技術搭載の可能性も
中身に関してはbZ4X、レクサスRZと同じBEV専用のe-TNGAプラットフォームを採用する可能性が高い。
後輪駆動のイメージが強いISだが、トランスアクスル、モーター、インバーターなどを一体化した電動駆動モジュールのeアクスルをリアだけに搭載するのは、高出力を得るためにはサイズが大きくなってしまうので、パッケージとしては不利。そのため、後輪駆動ではなく、前後2モーターの4WDが有力と考えられる。
とはいえ、登場が2025年ということで、現在研究開発中の後輪左右(2モーター)を独立して制御する電動トルクベクタリングや、2速トランスミッションを搭載したシステムなど、新たな技術を投入してくる可能性もある。
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