11月29日の発売が濃厚なランクル70。なんだか購入についてはちょっと厳しい話も出ているが、ランクル70が欲しい人にとって気になるのはその中身。ベストカーWebが掴んだ情報によるとなんとデフロックなども標準装備になるっていうじゃないの!?
文:ジョー城ヶ崎/写真:編集部
※当記事の内容は筆者の独自取材によるもので、製品情報を保証するものではありません
■再販モデルからボディサイズと車重に変化アリ
まずは気になるボディスペックから紹介していこう。
ボディサイズは全長4890mm×全幅1870mm×全高1920mmでホイールベースが2730mmとなる。トレッドはフロント1555mm、リア1460mmだ。最低地上高は200mmを確保している。車両重量は2300㎏である。
2014年に再販された76型のバンと比較すると、全長が80mm延伸された(編註:テールライト一体型のリアバンパーなどの影響がほとんどだろう)。また今作は乗用車登録となるため、車両重量が180㎏重くなっている。
オフロード走行に関わる対地障害確度は、アプローチアングルが33度、ランプブレークオーバーアングルが26度、ディパーチャーアングルが23度に設定され、陸の王者の風格はしっかりと残る。また、最小回転半径は6.3mだ。
骨格には、先代から継続採用(一部改良)された高剛性ラダーフレームを採用。フロントサスペンションには操縦安定性に優れたコイルスプリングサス、リアには頑強性の高いリーフスプリングを用いたリジットサスを採用し、オフロード走破性と乗り心地の両立を図っている。
堅牢なフレームに支えられる足元には、16インチのタイヤホイールを装備。タイヤサイズは265/70R16で16×7Jのアルミホイールを設定した。PCD150でボルト数は5となる。
■LEDヘッドライトは標準装備となるぞ
エクステリアデザインでは、立体感のあるエンジンフードを構え、中央部を低くすることで路面の見やすさを高めた。フロントグリルには「TOYOTA」ロゴが鎮座する。対チップ性を高めるため、格子グリルに厚みがプラスされている。
また、フロントバンパーは修理交換のしやすさを高めた完全独立型を採用しているのも嬉しいところ。障害物干渉に配慮し、車両側面に向かって切り上げられた形状にするなど、デザイン面での進化も感じさせる。
歴代70の丸目ヘッドランプはデザインをそのままに、LED化が図られ、Bi Beam LEDヘッドランプ(ロー・ハイ)と、LEDクリアランスランプ(デイタイムランニングランプ)が、機能性を高めながら70らしさを強調。機能性と伝統を調和させた、アイコニックなデザインに進化した。
気になるボディカラーは3色展開だ。スーパーホワイト2(040)、アティチュードブラックマイカ(218)、ベージュ(4E9)を用意する。特にベージュは、1980年のランクル60から43年もの間、親しまれ続けてきた伝統の色。仕上がりも当時ものと同様になるらしいので、オールドファンは要チェックの色となるだろう。
一目見て70とわかるデザインを踏襲しながらも、現代の技術をしっかりと取り入れている。このバランス感覚は、さすがとしか言いようがない。
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