■2000人が熱狂したGRフェスティバル
タイトヨタの試乗施設に作られた専用コースには2000人のファンが招待された。この日を楽しみにしていたというファンの一人は「MORIZOさんが(タイに)来るというとみんなソワソワするんですよ」と笑顔で話す。
モリゾウさんは今回のイベントを支えるタイと日本のGRのメンバーに「みんなを笑顔にできるなら、何をしてもいい(笑)」と挨拶してイベントがスタートした。
日本からはモリゾウさんのほか、佐々木雅弘選手や大嶋和也選手がかけつけ、タイ側も一流ドライバーが揃っている。
14時45分にスタートしたイベントは18時30分まで、デモランとジムカーナバトル、ドリフトショー、同乗走行、タイムアタックとこれでもかというくらい盛沢山。
登場するクルマもヤリスWRC、GRカローラドリフト仕様、GRスープラドリフト仕様、ハイラックス・レボのラリーレイド仕様などなど、GRのレース車両全部出し! といった感じ。
しかもどのクルマも手抜きなしでコースいっぱいにドリフトしまくりでスキール音が鳴るたびにWAO! WAO! と場内に歓声が上がる。
正直、日本でのイベントをはるかに超える熱気に見ているこちらもどんどん引きまれていく。
モリゾウさんは「タイの皆様が待っていてくれたことが伝わってきます。素直に喜び、笑顔になってくれるので、こちらも楽しいんです」とうれしそうに語る。観戦スタンドに笑顔があふれていることが、ほんとうにうれしそうだ。
WRCラリージャパンなどで、盛り上がりを見せてきた日本のモータースポーツイベントだが、もっともっとファンを楽しませることができるのではないか? またそうしていかないと日本は置いていかれるのではないか?
タイのファンに全力で応えるモリゾウさん姿を見てそんなことを思った。タイと日本のスタッフががっちりタッグを組んだGRフェスティバル、見ごたえたっぷりのショータイムだった。
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