フルラインナップが出揃った回転版式塵芥車「G-RX」
G-RXは2019年に2トン車級がモデルチェンジ。22年には4トン車級もモデルチェンジし、フルラインナップが出揃った。
新型は構造や油圧システムの改良で積み込み性能を大幅にアップし、操作性やメンテナンス性もアップ。特に片手開閉式のテールゲートは、他社がレバー式を採用するなか、独自のグリップ式を採用。グリップ式は握らないと操作できないことから誤操作が少なく、安全性で優位という。
展示車両は19年10月登場の塵芥車用巻き込まれ被害軽減装置「Smart Eye Motion(スマートアイモーション)」も装備。同装置は画像認識技術によりバックアイカメラの画像から人を検出。人が装置に巻き込まれる危険性がある場合には積み込み装置を自動停止し、被害軽減を図る。
装置には人の頭部周辺の特徴をあらかじめ学習させており、学習したデータと標準装備のバックアイカメラの映像から人を検出する。特定の色を検出する機能も備えており、あらかじめ登録した色の手袋や靴を作業者が着用することで、手足の巻き込まれ被害も軽減する。
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