解説員はすごかった!
今回は車のメーカーを中心に回ったのですが、ブースに行くと車を見て写真を撮って解説を読んでハイ次!! という流れが一般的なのかなと周りを見て思いました。でもそれは実はもったいないと思うんです!
解説員はほとんど広報担当者だろうと勝手に考えていましたが、実は広報担当者だけではなく、なかなかお会いできないチーフエンジニア達がゴロゴロといたのです…!! 表向きの説明だけではなくて、開発秘話やこぼれ話なども期待できます。たくさんの方とお話ししましたが、例えばスバルのEVレースカーコンセプト、ニュルの400秒アタックに挑戦して世界一を目指すSTI E-RA Conceptで車体の上部のダクトはなんのためにあるのかまったく分かりませんでしたが、モーターやギヤボックスのオイルを冷やすものと丁寧に説明してもらえました。
中でも印象的だったのは、ホンダのブース。海外でしか売られていない車を作ってきたステップワゴンの開発担当者の蟻坂さんからは、国沢さんと同行したこともあり、タイのガタガタ道で鍛え上げられたボディ剛性が高くて安い車(BR-V)を日本で売れば絶対売れる!! と国沢さんがゴリ押ししていた話や車を作り上げる苦労話を伺えました。皆さんも普段疑問に思っていることがあれば、オートサロンやモーターショーに行って直接解説員にぶつけてみるといいかもしれません。
同じ女子の視点から見るコンパニオン!
オートサロンに行って驚かされるのは、バラエティに富んだ車だけじゃありません。そう、それはコンパニオンやレースクイーンの子たち。会場の華となってくれる彼女たちの格好はとても薄着で、この1月の寒い季節に凄いなと感心しちゃいました(笑。
高校時代、石川県という雪国で雪にも負けず、凍えながら自転車通学した記憶。当時はスカートで、風が吹くと冷えで震えが止まらず、勢いよく出たくしゃみを思い出しました。
話はオートサロンに戻って、歩いていると何やら騒がしい音が。視線の先には谷間を出してバイクに跨る二人の女の子たちと、イケイケソングを披露するラッパー。その大音量と賑やかな様子に目を引かれたのは私たちだけじゃなく、遠目からではステージが見えないほどの人だかりができています。これまたびっくらぽん。なぜならそれまで歩いてきた道にもそれはそれは綺麗な女の子たちがいたにも関わらず、周りのギャラリーの数が段違いだからです。どのブースも少しでも多くの人を集めようと必死なのか個性をだそうとしており、良いのか悪いのかは別にして、YouTubeのサムネイルがどんどん派手になってきているのも似たようなものを感じます。
個性的すぎる出展ブース!
当日約1.5万歩も歩いた中で見つけたいろんな出展ブース。車に貼るステッカーからアクセサリー、カスタムやメンテナンスの技術を売るお店だけでなく、カスタム軽トラックそのものを売っているブース等内容は多岐にわたります。その中でもひときわ変わった、整備士専門学校のブースがありました。
今回この学校から出展しているカスタムカーは、どれも特徴的すぎてまるでコンセプトカーを見ているかのよう!写真にはないですが、どこからどう見ても車高が低くオーバーフェンダーがついていてTHE改造車にしか見えないのに、どれも車検の通る車だというから驚き。話を聞くとエアサスが入っている車が多く、エンジンを始動させると最低地上高である9cmまで車高が上がり規定通りになるそう。
大きいブースはお金をかけているから目を引きやすいけれど、ここはお金をかける代わりにアイデアで勝負していて、オートサロンに新しい風を吹き込んでいるといえるのではないでしょうか。
私にとって、はじめての東京オートサロンでしたが、普通のモーターショーと異なり、カスタマイズをメインテーマとしていて、実際にそのカスタムを見ながら解説してもらえるなど貴重な機会が盛りだくさんで、幅広い方が楽しめる展示となっていた印象です。皆さんも是非一度は足を運んでみてはいかがでしょうか。
【画像ギャラリー】人生初の東京オートサロンで見つけた衝撃の車のすべて!なんだこりゃああの10連発!(14枚)画像ギャラリー
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