失礼ながら、ホンダWR-Vのことをみくびっていたかもしれない。東京オートサロン2024に出展されたカスタム車両をみたら、実にカッコイイじゃないか! 反省してレポートさせていただきます!
文/ベストカーWeb編集部、写真/ホンダ、ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】カスタムの参考にもなるWR-Vフィールドエクスプローラーコンセプトをじっくり見て!(12枚)画像ギャラリー■フィールドエクスプローラーコンセプトにメロメロ
大盛況のうちに幕を閉じた東京オートサロン2024だが、心に焼き付いたクルマを上げろと言われたら、その1台にホンダWR-Vを上げる。
会場に出展されたWR-Vは、「フィールドエクスプローラーコンセプト」というカスタムモデルだったのだが、これがまたホレボレするたたずまい。クルマの前で思わず「いままで軽くみててごめん」と謝りたくなったほどだ。
具体的な中身なのだが、ホンダアクセスの手がける純正アクセサリーパーツをベースに、さらなるカスタマイズを施したもの。
まずフロントマスクはグリル部分を換装し、ブラックアウトした太いガードが左右を貫く力強いデザイン。ガードの下側は粗いメッシュで仕上げ、上側には堂々とした「HONDA」の文字、さらには黄色いLEDのワークライトが埋め込まれ、無骨でタフな雰囲気を漂わせている。
フォグランプもイエローに変更され、周囲のガーニッシュはフロントグリル同様グロッシーなブラック、さらにバンパー下部のフロントロアガーニッシュもブラックで統一されている。
ボディサイドに目をやると、こちらもサイドガーニッシュやホイールをすべてブラックアウトしているのだが、ここではなんといってもタイヤが存在感を放っている。トーヨータイヤのオープンカントリーR/Tが、WR-Vをワイルドなオフロードへ誘っているのだ。ちなみにサイズは195/80R15だ。
リアはどうか。ここでもブラックが幅を利かせており、リアロアガーニッシュやテールスポイラーが黒く塗られている。さらにはバンパー回りもマットブラックなのだが、これはカッティングシートを貼ったように思えた。
と、ここまで細かな変更点を上げてきたが、WR-Vがすごいのは、そういったカスタムの効果を、素のデザインが見事にブーストさせていることだ。
なかでもボンネット長が短く、全幅が1790mmもあるスクエア&ワイドなボディや、厚みのあるドアパネル、力強いCピラーなどが、ハイトがあってワイルドなイメージを強めていることは間違いない。
ハイブリッドもないし4WDもないから、お手軽なコンパクトSUVとして括られがちなWR-Vだが、実際はとんでもない。その力強いデザインは、カスタマイズの素材として、とんでもないポテンシャルを秘めているのかもしれない。
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