■チタンやカーボンを多用して38kgも減量したGroup. B
いっぽうGroup. Bだが、こちらはチタンやカーボンを多用し、さらなるハイスペックを追求したモデル。ボディカラーもオリジナルにはないマット調のグレーにペイントされている。
なにより目を引くのはカーボン地がむき出しとなったボンネット。これだけで相当な軽量化が期待できるが、左右に追加された廃熱ダクトがクーリング面でも効果を生んでいる。
その他のエアロパーツの形状はGroup. Aと共通しているのだが、前者が樹脂製なのに対しこちらはカーボン。単位あたりの重量と強度がまったく異なっている点がポイントだ。
加工方法にも違いがある。たとえばGroup. Aのフロントアンダースポイラーは、ノーマルバンパーに被せるタイプだが。Group. Bは完全な交換式。これによってさらなる軽量化が可能になっている。
廃熱用のフィンがカッコいいフロントフェンダーもカーボン製だが、フェンダーパネルを丸ごと交換するタイプ。フェンダーの張り出し自体はノーマルと変わっていないとのことだ。
Group. Aの車高はノーマルだったが、Group. Bではオーリンズの車高調を装着し20mmダウンさせている。となるとタイヤのツライチ感が重要になるため、Group. Aと同サイズのFR10にスペーサーを噛ませ、トレッドを広げてあるとのことだ。
こうしたモディファイによってGroup. Bが達成したパフォーマンスアップはすごい。車重は38kgの軽量化、ダウンフォースは48%増しを実現しているという。サーキット走行会などでもノーマルとの違いは一目瞭然だろう。
世の中にはシビック タイプRを注文し、納車を楽しみにしている人も多いはず。無限のコンセプトカーはそういった納車待ちの人はもちろん、「受注再開したらタイプR買おうかな」と考えている人にとっても、背中を押す強力な武器になるだろう。
【画像ギャラリー】シビックタイプRが欲しくなる無限のコンセプトカーをタップリ見て!(17枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方