【RX-7、WRX STI、ランエボ…】新車価格より高い! プレミア中古車とその事情


三菱ランサーエボリューションXファイナルエディション ↑新車価格から283.2万円アップ

■2015年4月発売当時:429万8400円 2020年3月現在の平均価格:520万円 新車価格からのアップ率は約20.9%
■最高価格は713万円 新車価格から283万1600円アップ。新車価格からのアップ率は約65.8%

ランエボシリーズの最終モデルとなる1000台限定の特別仕様車「ランサーエボリューションファイナルエディション」。ランサーエボリューションX GSRの5速MT車がベース車となっており、価格は429万8400円。ボディーサイズはランサーエボリューションXと同様の4495×1810×1480mm(全長×全幅×全高)、ホイールベース2650mm。車重は1530kg

 かつては、スバルインプレッサとWRCで熾烈なチャンピオン争いを繰り広げた三菱ランサーエボリューション。しかし惜しくもスバルWRX STIより先に2016年3月に歴史に幕を下ろしている。

 最後のエボとなったのは2007年に登場したランサーエボリューションXで、約23年にわたる歴史の最後を飾る特別仕様車として2015年4月から予約を開始したのが、限定1000台で販売されたファイナルエディションだ。

 このモデルに搭載される2L直4ターボエンジンは最高出力313psまで向上、さらにこのパワーアップに合わせて、サスペンション、ブレーキ、タイヤは専用チューニングが施されたスペシャルモデル。

 絶版車+専用チューニングという人気鉄板モデルだ。中古車の最高価格は走行距離283㎞の713万円。

 平均価格は生産終了から4年が経過した現在でも新車時価格を上回る約520万円。流通台数は42台と豊富だが、いっこうに値落ちする気配すらない。

搭載される2L、直4MIVELCインタークーラーターボ、4B11エンジン。エキゾーストバルブにナトリウム封入バルブを採用し、従来比で13ps/0.7kgm増の最高出力313ps、最大トルク43.7kgmを発生
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ホンダ S2000 2.2タイプS ↑新車価格から263万円アップ

■2007年10月発売当時:399万円 2020年3月現在の平均価格:406万円 新車価格からのアップ率は約1.7%
■最高価格は662万円 新車価格から263万円アップ。新車価格からのアップ率は約65.9%

2007年2月に発売されたタイプSは、VSAとサテライトスピーカーを標準装備し、安全性、快適性を向上させるとともに、専用のエアロパーツ、専用のサスペンションチューニングを施し、空力性能とステアリング操作の応答性を追求

 1999年に登場したホンダS2000は、ホンダが作った久しぶりのFR車ということで注目を集めた。

 開閉時間わずか約6秒という電動開閉式のソフトトップを採用したオープンカーながら、「ハイXボーンフレーム」と呼ばれるボディ構造を採用し、オープンボディながら、重量を増加させずにクローズドボディ同等以上のボディ剛性と衝突安全性を両立しているのが特徴だ。

 前期型は高回転型の2L、直4を搭載し、2005年のマイナーチェンジで2.2Lエンジン変更。さらに2007年の一部改良で、走りに磨きをかけたタイプSを設定。

 タイプSは専用のエアロパーツを纏った外観そして、専用チューニングされたサスペンション。そしてアルミホイールにインテリアと専用パーツを満載したスポーティモデルだ。

 モデル末期に登場したこともあり、販売期間は短く流通台数が少ないため、走行距離が2万㎞以内のものは600万円以上で流通し、最高価格は2008年式の1.3万㎞で662万円となっている。

 今後は二極化が進み、走行距離の少ない高コンディションのモデルはさらに高くなり、走行距離の延びた中古車は新車時価格を下回るようになっていくだろう。

S2000には2LのF20Cと、ボアを変えずストロークを拡大して2.2L化したF22Cがあり、F20Cが最高出力250ps/8300rpm、最大トルク22.2kgm/7500rpm。 F22Cが最高出力242ps/7800rpm、最大トルク22.5kgm/6500~7500rpmと、F22Cのほうが若干ピークパワーは上で、許容回転数も9000rpmから8000rpmに下がったのだが、乗りやすさでは常用域のトルク特性に優れるF22Cが上
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