【RX-7、WRX STI、ランエボ…】新車価格より高い! プレミア中古車とその事情


マツダ RX-7 スピリットR タイプA ↑新車価格から495.2万円アップ

■2002年3月発売当時:399万8400円 2020年3月現在の平均価格:464万円 新車価格からのアップ率は約16%
■最高価格は895万円 新車価格か495.2万円アップ。新車価格からのアップ率約80.7%

タイプAはレカロ社製専用レッドフルバケットシートの2シーターとして、車両重量を約10㎏軽量化している。さらにドリルド(穴あき)タイプ大径4輪ベンチレーティッドディスクブレーキ、高剛性ステンレスメッシュブレーキホースの新採用により、制動性能を一層強化した。「スピリットR」タイプAは、RX-7史上最も走りの性能を高めたモデルであり、最後の限定車にふさわしい究極のRX-7である

 ロータリーエンジンを搭載したピュアスポーツカーと言えばマツダRX-7。1991年~2002年に販売された3代目RX-7の最後の限定車として設定されたのがスピリットRシリーズで、シリーズ合計1500台が販売された。

 スプリットRシリーズにはタイプA、B、Cの3種類が用意されたが、2シーター仕様の5速MT車と最もハードなモデルがタイプAとなる。

 ソフト塗装インテリアパネルや赤いステッチを施したステアリングなどに加えて、穴あきタイプのディスクブレーキ、高剛性ステンレスメッシュブレーキホース、ビルシュタイン社製専用ダンパーそして、レカロ社製専用レッドのフルバケットシートなど最後を飾るに相応しい装備がてんこ盛りだ。

 最高価格は2003年式のスプリットR、タイプA、走行距離は7000㎞で895万円。

 すでに生産終了から約18年が経過しているにも関わらず、新車時価格を中古車の平均価格が上回るというのは異常ともいえる状態だ。

 今後もこの高値安定が続くと思われるが、中古車が市場からなくなる日のほうが近いかもしれない。

スプリットRタイプAのインテリアはソフト塗装インテリアパネル(メーターパネル、センターパネル、センターコンソール、パワーウインドースイッチパネル)をはじめ、レッドステッチ入りステアリング/シフトノブ(NARDI社製レザーステアリング、レザーシフトノブ、レザーパーキングブレーキレバー&ブーツ、MT車シフトブーツ)を装備
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日産ステージア260RS オーテックバージョン

■1998年10月発売当時:446万5000円 2020年3月現在の平均価格:166万円 新車価格からのアップ率は約-62.8%

1997年10月、スカイラインR33用のRB26DETT型エンジン(280ps)、ドライブトレーン、リアサスペンションをオーテックジャパンが手がけた特別仕様車260RSが発売。5速MTのみの設定だった。1998年10月、ステージアのマイナーチェンジに合わせてフロント回り、リア回りのデザインを変更した後期型が登場

 さて、最後に新車価格を上回っていないが、私が大穴だと目を付けた1台を紹介しておきたい。

 1997年から販売された日産ステージアは、スカイラインと共通のシャシーを採用したステーションワゴン。

 このステージアにR32型スカイラインGT-Rに搭載されているRB26DETT型2.6L、直6ツインターボエンジンを搭載したモンスターモデルが設定されている。それがステージア260RSオーテックバージョンだ。

 前期型の1997年とマイナーチェンジを行った1998年に設定されているが、現在は後期型のほうが平均価格166万円と安くなっている。最高価格は300万円以上となっているが、改造車が多いため未掲載とした。

 すでに20年以上前のモデルが、と考えると高いかもしれないが、あのGT-Rと同じエンジンを搭載していると考えれば、非常にバリューは高いと言える。

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こんな迫力のあるスポーツワゴンは貴重な存在だ

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