ゲレンデヴァーゲンことメルセデスベンツGクラスの人気が依然、沸騰中である。
新車が高額なのは当然として、先代の中古車であっても高年式モデルの売価は軽く1000万円を超え、いざ売却するとなっても、値落ち幅は極端に小さい。
また人気の限定車だと、「買った値段より高く売れてしまった!」というケースもあったりする。とにかく大人気であり、「大人気ゆえ高額である」ということなのだ。
しかしGクラスというのは長い歴史を持つクルマであり、特に先代モデルは、デザインを大きくは変えないまま30年近く生産された。そのため末期型の1000万円オーバー物件も、300万円ぐらいから探せる初期型も「素人目にはほぼ見分けがつかない」というのも事実ではあろう。
そもそも先代メルセデスベンツGクラスという車は年式によって、また中古車の価格帯に応じて何がどう違っているのか? 300万円ぐらいの(Gクラスとしては)格安な物件でも意外と満足できるのだろうか?
そのあたりの情報を整理しつつ、極力わかりやすく解説していこう。
文/伊達軍曹、写真/メルセデスベンツ
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