タイプRはこの先もう出ない!? ホンダ最高のエンジン車に乗るのは今しかない!!

■S660/流通台数:91台 中古車相場:約136万~約400万円

2022年3月をもって生産を終了するとアナウンスされたS660。ミドシップレイアウトを採用した貴重な軽オープンカーだ
2022年3月をもって生産を終了するとアナウンスされたS660。ミドシップレイアウトを採用した貴重な軽オープンカーだ

S660の中古車情報はこちら!

 そして、最後に紹介するのは現在最もホットなS660です。中古車の流通台数は激減し、中古車の平均価格はわずか1ヵ月で32万円もアップし、現在約207.6万円と値上がり傾向は現在も進行形だ。

 S660に搭載されているエンジンは、S07A型660cc直列3気筒DOHCターボです。Nシリーズに搭載されているエンジンをベースにチューニングを施し、6速MT車の最高許容回テンスは7700回転となっている。

 また、ターボチャージャーにハイレスポンスタイプを採用。アクセルを軽く踏み込んだパーシャル状態( 加速も減速もしない状態)からのレスポンスを向上させ、コーナーから立ち上がる際に、アクセル操作に対して遅れ無くパワーの立ち上がる気持ちよさを追求。さらに、大型のラジエターを採用することでエンジンの冷却効果も向上させている。

 現在、S660の中古車の流通台数は91台で、中古車の価格帯は約136万~約400万円となっている。

■インテグラiS/流通台数:37台 中古車相場:約23万~約130万円

インテグラiS/タイプSは2代目シビックタイプRにも搭載されているK20A型エンジンのレギュラーガソリン仕様を積む、お手頃なi-VTEC搭載モデル
インテグラiS/タイプSは2代目シビックタイプRにも搭載されているK20A型エンジンのレギュラーガソリン仕様を積む、お手頃なi-VTEC搭載モデル

インテグラiSの中古車情報はこちら!

 これまでは、中古車の価格が高騰している車種をピックアップしてきたが、ココからは現在でもリーズナブルな価格で“ホンダのエンジン”を楽しめるクルマを3台紹介する。

 まずは、2001年7月に登場したインテグラiS(後期型はタイプS)に搭載されているK20A型2L直列4気筒DOHC i-VTECエンジンだ。

 このタイプRは同じ型式ながら、ハイオク仕様となっているが、こちらはレギュラー仕様で、最高出力160ps、最大トルク19.5kgmを発生。ホンダ独創のVTEC機構に加え、吸気バルブタイミングの位相も連続的に制御するVTC(Variable Timing Control)を組み合わせた、高知能バルブタイミング・リフト機構、i-VTECシステムを採用。

 また、低回転域では長く、高回転域では短く管長を制御して常に最適な吸気慣性効果を獲得するロータリーバルブ式可変管長インテークマニホールドを採用。排気抵抗を低減する“e”断面のデュアルエキゾーストマニホールドとあわせ、優れた低中速トルクを実現する。

 現在、最終型インテグラの中古車は37台流通していて、中古車の価格帯は:で手に入れることができる。

■2代目シビックタイプR/流通台数:25台 中古車相場:約85万~約270万円

2代目シビックタイプRはイギリスのスウィンドン工場で生産し日本に輸入された。搭載されるK20A型2L、直4i-VTECエンジンは最高出力215ps/20.6kgmを発生。DC5型インテグラタイプRと同じだが、排気系の差で5ps低くなっている
2代目シビックタイプRはイギリスのスウィンドン工場で生産し日本に輸入された。搭載されるK20A型2L、直4i-VTECエンジンは最高出力215ps/20.6kgmを発生。DC5型インテグラタイプRと同じだが、排気系の差で5ps低くなっている

2代目シビックタイプRの中古車情報はこちら!

 続いては、歴代シビックタイプRの中で最もリーズナブルな相場となっている2001年10月に登場した2代目シビックタイプRだ。搭載するK20A型2L、直列4気筒DOHC i-VTECエンジンは、ハイオク仕様で最高出力215ps、最大トルク202Nmを発生する。

 タイプR用エンジンとして吸・排気系、回転系を研ぎ澄まし、8400回転のレブリミットまで、鋭く伸びのよい加速と、優れたアクセルレスポンスを追求。

 日常領域からサーキットまで、高次元の走りの楽しさを実現している。中古車の流通台数は25台と少なめだが、価格帯は約85万~約270万円とまだ100万円以下でも手に入れることが可能だ。

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